過去にお断りした男性だった
まおです。
今回の婚活パーティーで、アドバイザーさんが紹介して下さった一樹さんは、確か3か月程前にお申込を頂いて、お断りのお返事をした方ではないかと思いました。
その時は、ゲス野郎と交際していた頃で、4股かけられているとは思っていなかったので、わざわざバツイチの方にお会いする必要もないと思って、お断りしたのです。
私は、不思議に思ってアドバイザーさんに確認しました。
「もしかして、一樹さんって、以前、お断りした方じゃないかと思うんですが」
するとアドバイザーさんは『そうなの。一樹さんは、断られたんだけど、どうしてもまおさんにお会いしたいっておっしゃるのよ。それでパーティーにお誘いしたの。経済力もあって男らしい方だから、お話してみて』と。
サンドイッチを持って戻って来た
間もなく、ドリンクを取りに行ってくれていた一樹さんが戻って来た。
一緒に、サンドイッチやら唐揚げやらを持っていたので、ちょっと驚いた。
だって、婚活パーティーに参加するなら、唐揚げ食べてる場合じゃないでしょ?
面白い人だなと思っていたら、アドバイザーさんが「後は、お二人でどうぞ」と消えて行った。
すると一樹さんは、テーブルの空いている所を探し、私を呼び寄せ『お腹空いたでしょ?食事しながら話しましょう!』と笑った。
マイペースというか、格好つけないというか、自然体というか、フランクというか、気を遣わないというか。
恐らく一樹さんは、初対面の人と話すとき、緊張したり気どったりしない人なのだと思いました。
よく食べ、よく話し、よく笑う、裏表のない方というのが第一印象でした。
ラジオ聴いてました
私が一番気になったのは「バツイチ」ということ。
そして「年収3.000万円」ということ。
何より、何故、一度断った私に会いたいと思ったのかでした。
バツイチや年収のことは、初対面では聞けませんでしたが、私に会いたいと思った理由は話してくれました。
一樹さんは、私のプロフィール写真を見た時、すぐに私が誰だかわかったそうです。
ラジオの仕事は顔は出ませんが、四半期ごとに配られる番組表に私の顔写真が載ります。
その番組表の写真と、婚活サイトの写真を見て同一人物と分かったのだそうです。
ラジオでは本名は使いませんし、婚活サイトのプロフィールにもラジオの仕事をしていることは書いていません。
つまり、写真だけで分かったというのは驚きです!
確かに、同じ写真スタジオで、同じカメラマンさんが似たようなアングルで撮りましたが、洋服も髪型も違っていました。
私が「スゴイですね!」というと、一樹さんは『前歯の形で確信しました。』とおっしゃったので、私は飲んでいたオレンジジュースを吹き出してしまいました。
そう、私の前歯はドラキュラ風(^^;)