彼氏とは仲直りできたの?
まおです。
ラジオの生放送が終わってホッと一息。
保坂ディレクターと遅い昼食を取りながら
来週の打ち合わせをしていました。
松浦さんの件や、突然入院したりと、
保坂ディレクターには迷惑の掛けっぱなし。
それでも迷惑な顔一つせず対応し、
今日もいつも通りにリードしてくれました。
私の明るい表情を見て
『彼氏とは仲直り出来たの?』
とたずねてきた保坂ディレクター。
「あの後、どうなったの?」とかいう興味本位の言い回しではなく、仲直りしたことが前提で質問を投げかけてくれるところが、すごく優しい人だと思った。
男性の気持ちをストレートに聞いてみた
イケメンの保坂ディレクターには
7年間交際している彼女が居る。
確か、同棲して1年半ほどだったと思う。
保坂ディレクターは34歳、彼女は32歳。
恋愛の話になったついでに聞いてみた。
「保坂さんは結婚しないんですか?」
『う~ん、今のところ考えてないな』
「彼女さんもですか?」
『彼女は結婚したいと思ってるんじゃないかな』
「保坂さんが、結婚を迷ってるってことですね」
『まぁ、そうだね』
「彼女以上の女性が現れると思っているとか?」
『いや。結婚するなら彼女だと思ってる』
「そこまで想っているのに結婚しない?」
『覚悟が出来ないんだ。彼女の人生を背負う覚悟が』
「背負う?」
『男の責任っていうのかな』
「男の人だけが背負う物でもないと思うけど」
『彼女を一生食べさせてあげなきゃとか、必ず幸せにしてあげなきゃとか、プレッシャーが半端ないんだよ』
「そうこうしているうちに、他の男性に彼女をとられちゃうかもよ」
『それは彼女が決めることだから』
え~っ
とられちゃってもいいの!?
真面目と言うんだろうな。
でも、あんまり彼女を待たせちゃダメだよ。
そう言いかけて口をつぐんだ。
私が言うことじゃない。
保坂ディレクターだって、そんなことは十分承知なはずだ。
それでも踏み出せないんだろう。
結婚って、そういうことなんだな。
婚活
考えてみれば、婚活は女性の方が
気楽なのかもしれない。
お相手を『食べさせていかなきゃならない』
なんてことは一度も考えたことはない。
男性はそんなハードルを乗り越えて、
婚活をしているのかな?
しかし女性も結婚相手次第で
仕事を続けられなくなるかもしれない。
今まで住み慣れた土地を離れ、
新しい土地で一から自分の居場所を
作らなくちゃならない。
そう考えれば女性だってハードルは高い。
「好きな人とずっと一緒に居たい」
そんな純粋な気持ちのゴールが結婚だと思っていた頃もあったのに。
いつのまにかピュアな心を失ってしまった。
相手に条件を付けて婚活を始めた時は、ちょっぴり罪悪感があったのに、最近はそれが当然になっていた。
相手が自分の希望にどれだけ合うか。
そんなことばかり考えていた。
でも、一樹さんとお付き合いするようになって、ピュアな気持ちを思い出した。
バツイチなんて関係ない。
両親に反対されてもいい。
好きだからずっと一緒に居たい。
ずっと一緒に居るために結婚したい。
ただそれだけだ。