まおです。
探偵事務所に行ってきました。
探偵事務所ってドラマのイメージと違った。
古びた建物の中の狭い一室で
朽ちかけた看板が斜めに掛かっていて
きしむドアを開けると
中から無精髭を生やした、おっさんが出てくる。
しかし、そのおっさん、実は切れ者！
次々と犯人を探し出す。
そんなイメージでしたが
いい意味でも、悪い意味でも
期待を裏切られました。
興味のある方は、是非、続きを読んで下さい。
サロンにイケメン。ここはどこ？
探偵事務所は、大きなビルのテナントだった。
むさ苦しい「いかにも探偵」というおっさんに出迎えられると思い込んでいた私は、いきなり登場したイケメンに驚いた。
事務所は決して広くはないけれど、小ざっぱりと片付けられ、パーテーションで区切られた相談室があった。
白い壁に白いテーブル。
窓辺にはアジサイの鉢植え。
どこのブランドか分からないが、
ティーカップもセンスが良かった。
探偵事務所と言うより、美容サロンだ。
急に緊張してきた。。。
イケメン探偵〈相談員？）は簡単に自己紹介をし、早速、本題に入っていった。
私は必要最低限のことを伝えた。
・婚活サイトで出会ったこと
・水曜日の夜、電話に出ないこと
・独り暮らしの自宅お風呂場の排水口に
長い髪毛があったこと
イケメン探偵は私の言うことを
ひたすらメモしていた。
ひととおり私の話を聞いたあと
イケメン探偵はこう言った。
「デリバリー〇ルスではないですか？」
便利なピザ屋の話
「で、でりばりー ナントか？」
「はい、デリバリー〇ルスでは？」
「デリバリーピザなら知ってます。」
「あー、ピザが女の子になるだけです。」
「。。。。。。。。。？」
皆さんは、ご存知でしたか？
自宅に女の子を配達してくれるピザ屋があるそうな。
そーゆーお店に出向いて行かなくても、
好みの女の子を届けてくれるそう。
便利な世の中だこと。
・・・って、感心してる場合じゃない。
忌まわしい過去がよみがえる。
彼も常連なのだろうか。
いや、でもプロの女性なら浮気じゃない遊びだ。
独身男性ならそのくらいの遊びはするだろう。
自宅に呼んでまでというのは許し難いけど、
遊びなら大目に見よう。
しかし待てよ。
風呂場の髪の毛はプロの方のだとしても、
毎週水曜日に電話に出ない件はどうだ？
「電話の件は、どう思われますか？」
「毎週水曜日に呼んでいるんじゃないでしょうか？」
「なるほど。プロの方が帰った後でないと、私に電話をかけられないということですね。」
って、「常連かっ！！」とツッコみたかったけれど止めた。
交際を始めて5ヶ月近く。
その間、毎週ピザを注文し続けていると考えるのは、さすがに無理がある。
イケメン探偵も同じ意見だったので、
話は具体的な調査をどうするかに及んだ。
続きは、また明日お話しますね。
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