恋人同士
まおです。
ゲス野郎に他に3人もの同時進行の女性がいるとは、微塵も思いもしなかった私。
深い関係になったことで「恋人同士になれた!」そう信じていました。
この期に及んで、複数交際などするという選択肢があるなんて!
純真な(?)私は、これぽっちも考えていませんでした。
当時の私は本当にピュアでした。
「日野さんの彼女になれた(*^-^*)」そう思って、毎日ルンルン♪で過ごしていたのです。
そして週1のデートを、毎週、毎週楽しみにしていました。
わずか3時間半にも満たないデートですが、お互いに忙しい時間をやりくりして会える、大切な時間・・・
そう信じて疑いませんでした。
違和感
私が違和感を持ち始めたのは、深い仲になってまもなくでした。
私達が連絡を取り合うのは、デートの約束を取り付ける時だけ。
つまり金曜日の夜の都合を確認するため、水曜日の夜に電話で連絡をするのみでした。
当時LINEがどのくらい普及していたか記憶にありませんが「LINEは苦手」と言う彼の言葉に従って、電話で連絡を取っていました。
そしてその会話の中身がビックリ。
「今度の金曜日は大丈夫?」
「あぁ。いつもの所に車停めてまってるから」
たったこれだけの会話です。
恐らく30秒くらいじゃないかなw
それが毎回、必ずそう。
とても無口で電話で会話が盛り上がるなんてことは、想像出来なかったので、私も用件だけでサッサと切ってしまいました。
でも本心は・・・もうちょっと話したい。
もう少し声を聞いていたい・・・でした。
お喋りが止まらない一樹さん
神様は見ていたのでしょうか?
次に私の目の前に現れたのは、本当に王子様でした(*^O^*)
お喋りが止まらない王子様。
本当に休みの日は、私の顔を見る度『ねぇねぇ、まおさん・・・』と1日中話しかけてきます。
そこまでわざわざ報告する必要ないんじゃね?
ってくらい細かいことまで報告しないと気が済まないようです。
まるで子供がお母さんに話を聞いて貰いたくて仕方ないような。
それくらい良く喋ります。
だから一樹さんの考えていることが、手に取るように分ります。
あまりにお喋りなのが可笑しくて笑ってしまうと『何?何で今、まおさん笑ったの?何で?』と追求してきます。
一樹さんとお喋りしている時間の長さが、一樹家の幸せのバロメーターなのだと思います。
ま、寡黙な男性が好きという女性には嫌われるタイプですね(笑)
私も晩ご飯の準備で忙しいときに、隣でお喋りされるとイラッとする時がありますから(^_^;)
でも、何でも話してくれると、とても安心出来ます。
結婚するなら、寡黙よりお喋りな男性の方が楽しいですよ。
*個人的意見です^^