婚活相手の顔を見てはいけない
まおです。
その男性・・・ゲス野郎の顔は、一度見たら深く印象に残ります。
向かい合って食事をしている間、私は会話も上の空で、どうしたものかと考えていました。
でも顔を見ないようにするのは変なので、まっすぐ彼の目を見てお話をしました。
斜めの眼鏡について、彼から説明はありませんでした。
私から質問をすることもありませんでした。
斜めの眼鏡は特別なことではない。
2人の間に、早くもそんな決めごとが出来ました。
4人の女達
話は飛びますが、最終的に四股(五股?)掛けられていた私達。
彼の斜めの眼鏡について、その真相を知る女性は1人も居ませんでした。
そしてそのことを語る女性も、誰も居ませんでした。
心優しい女性ばかりだったのです。
皆、ゲス野郎とは知らず、気を遣って眼鏡の話題には触れなかったのです。
ただ1度だけ南さんが「交通事故だったんじゃないの?」と言っていましたが、本人に確認したわけではないようでした。
本当に4人とも、揃いもそろって間抜けです。
四股掛けられていたことに、気付かなかったのですから。
4人とも容姿はよく似ていました。
ビックリするくらい、似た雰囲気の女達でした。
そう、浮気されても気付かない、間抜けなところもソックリw
職業は様々でした。
ラジオパーソナリティ。
アナウンサー。
歯科医師。
看護師。
ん?喋る系か、医療系だな。
交際期間が一番長かったのが7年半。
一番短かったのが半年。
それが私。
不幸中の幸いか。。。
婚活って何だ?
今更だけど、婚活って何だったんだろう。
諸手を挙げて複数交際が出来る場所なのだろうか?
お互い公認で、複数交際OKの恋愛サークルなのだろうか?
複数交際をして居る人は、全てのお相手と縁を切るべきだ。
何故なら、複数交際をしている時点で、迷いがあるんだよ、お相手に。
絶対にこの人!と思ったら、自然と他のお相手とは距離が出来るはず。
他のお相手と会う時間が、勿体なく感じるはず。
楽しくなくなると思う。
「いやいや、どのお相手とも楽しく交際してるよ」って人が居るのなら、まだ、本当のお相手に巡り会えてないだけだ。
婚活は辛いことも多かったけど、最後に、一樹さんに出会えたから、私の婚活はハッピーエンドだった。
3年近く一緒に居ると、当たり前の存在になりつつあるけれど、今でもときめく。
もう一樹さんの居ない生活や人生は考えられない。
私の病気や分院を開業したことで、いっそう互いを思いやる気持ちが深まった気がする。
上手く言えないけど、結婚って・・・やっぱり良いもんだよね。