甘い言葉に誘われて
まおです。
一樹さんの甘い言葉に、騙されるところでした。
『まおさん、人当たりも良いし、応対も丁寧で的確だし、ユニフォーム姿も可愛らしくて、歯科クリニックの受付にぴったりだよ!』
なーんて褒め殺されたら、誰だって悪い気はしない。
しかし『受付担当にスカウトしたい』という申し出には、即、はっきりお断りした。
だって正直さ、ピンチヒッターだったから頑張れたんだよ。
次の従業員さんが見つかるまでって約束(期限)があったから。
それまで受付というポジションを守らなければって、笑顔振りまいて頑張れたんだよ。
もう一人の受付担当の従業員さんと、受付兼歯科助手の従業員さんに、
「こんなに忙しいんなら辞めます!」なんて言われないように、そりゃぁ、もう必死だったんだよ。
それを一樹さん、分ってなかったのかなぁ?
私の仕事は・・・
「随分、話が違うね・・・」
『えっ?そう?』
「そう?じゃないよ。結婚しても、医院の仕事を手伝って貰う必要はないって言ったよね?」
もしかして、釣った魚に餌はやらないタイプか!?
『だって、まおさん、なかなか適任で^^』
「そう言って貰えるのは嬉しいけど、私には私の大切な仕事があるんだよ」
『あぁ、そうか。クリニックの仕事は大切じゃないもんね』
はぁ?
そんなこと、言ってねぇだろうよ💢
皆さんに色々聞いて貰いたくて(愚痴りたくて)、私と一樹さんの全ての会話を書きたいんだけれど、1万文字打っても足りない。
なので途中を省いた、大まかな会話です。
要は「自身の仕事は大切だけど、クリニックの受付の仕事は大切じゃないんだ」と感じたらしい。
一樹さんも疲れていたのだろう。
私が本気で歯科クリニックの仕事を軽く見たなんて、思ってはいないだろうけど。
一樹さんだって人間だ。
ストレスのはけ口がなかったのだろう。
珍しく、いや結婚して初めてかな?
愚痴ぐち言われてしまった。
仲直り
不穏な時間は15分くらい。
一樹さんが、突然黙りこくったかと思ったら・・・
『まおさん、ごめんね』
そう謝ってきたので、調子が狂った。
「あ、私も、ちょっと言い過ぎた。ごめんね」
そんな感じで喧嘩&話し合いは終了。
そして話し合いの中で、ラジオとブライダルの仕事への復帰の許可を取った(*^O^*)
もちろんメンタルクリニックのドクターの許可を貰ったらの話ですが^^
正直、一樹さんは、私を家に置いておきたいみたいだった。
それは体調を心配してのことでしょう。
でも、歯科クリニックの受付の仕事をさせておいて、ラジオやブライダルの仕事はダメって言えなかったんだろうな。
私も受付の仕事が出来たことで、本業にも復帰出来るんじゃないかという自信になった。
本格的に復職を考えていきたいな!