デンタルクリニック


まおです。

いまだに、自分がデンタルクリニックの受付に座っていることが信じられません。

私の人生において、歯医者さんは「患者として通う場所」

まさか、経営者の妻となり、夫婦揃って仕事をするなどと考えたことはありませんでした。

今でも制服を着て「お大事に」と患者様にお声を掛けている自分が、自分では無いような不思議な感覚があります。
 

もう、慣れないことばかりで、心底クタクタで、ブログの更新も滞っておりました。

前回の記事で「事件が起きた」と書きました。

今日は、その事件のことを詳しく書こうと思います。
 

個人が特定されないように、若干のフェイクが入ります。

お許し下さい。
 

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お昼の最後の診療

現在も、新型○○○は収束の気配がなく、公立の学校は休校となりましたね。

事件が起こったその日は、まだ休校日ではありませんでした。

しかし、午前中の最後の御予約は、小学生の男の子とお母様でした。

お母様は付き添いではなく、親子揃って治療を受けて行かれました。

歯科治療の為に学校を休んだのか、もしかしたら私が知らないだけで、休校だったのかもしれません。
 

最初からお話ししましょう。

分院の入り口を入ってすぐの所に、消毒液とマスクを置いてあります。

待合室も診察室も密室(もちろん換気・空調設備は整っています)ですので、心配に思う患者様もいらっしゃると思い用意しました。

ほとんどの患者様が、アルコール消毒を使って下さいます。

マスクは歯科治療前なので、外して来院される患者様が多いのですが、入り口にあるのを見ると、皆さん利用して下さいます。
 

午前中の最後の御予約のこの親子の患者様も、入り口でアルコール消毒を使い、マスクを付けて下さいました。

御予約の時間通りに診察が始まり、30分ほどで終わりました。

会計をして帰り際、小学生のお子さんが、ふとマスクの前で足を止められました。

遠くて何を話しているか良く聞こえません。
 

何気なく見て居ると、男の子がマスクにガサッと手を掛け、3~4枚ほど手に取りました。

何をしているんだろう?

そう思った次の瞬間、母親の

「もっと沢山もらっとけ」

という声がハッキリ聞こえた。
 

小学3年生くらいの子供は、お母さんの言うことを良く聞くね。

再びマスクの箱に手を入れて、ごっそり持って行った。
 

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マスク手に入れるの大変名のよ!

まぁ、びっくりしたわよ!

人間ビックリしすぎると何も出来ないのね。

その患者様の車が駐車場を出た後、他のスタッフとマスクの残量を確認したら・・・

最後の1枚まで持って行きやがった(-_-;)
 

ご存じの通り、マスクを確保するのは医療機関でも大変なことなのです。

特に、今回のコロナ用のマスクを準備していたわけじゃなくて、スタッフ用のマスクを配布していたので、余剰分はありません。

何枚残っていたのか数えていませんでしたが、10枚は持って行かれたんじゃないかな?
 

その後、「お一人様1枚でお願いします」と記入しました。

一樹さんは『なんかケチくさい』と嫌がっていました。

「でも、スタッフ用のマスクがなくなったらどうするの?」

そう言い聞かせました(笑)
 

患者様を悪く言いたくないですが。。。

非常識だな。

そう思いました。

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