やる気無いっす
まおです。
スタッフが辞めてしまう件で、諸々手続きがあるので、分院に出掛けていった。
『まおさん、余計な話はしなくて良いよ。淡々と退職の手続きをしてあげて』
一樹さんにそう言われていた。
どうやら辞めると言ったスタッフさん、「やる気」の糸が切れちゃったみたい。
まぁね、その職場を辞めると決めたら、やる気なんて一瞬で吹き飛んじゃうんだろうな。
一樹さんの言葉の意図は
『退職の理由を根掘り葉掘り聞いたり、退職を思いとどまるように説得などするな』
そういう事だと理解していました。
それにしても「やる気のなさ」に驚いちゃった。
横柄な電話対応は、さすがに一樹さんが注意していた。
受付は、受付担当2名と、歯科助手さんで回していたのだけれど、辞めるスタッフさんに、もう電話対応を任せられない。
『まおさん、電話鳴ってる!』
そう一樹さんに言われて、電話に出てくれって事だと理解した。
クリニックの制服に着替えた
歯科クリニックの受付で、医院長の奥さんと思われる女性が、私服姿で仕事をしていたら・・・
患者さんとしては嫌だよねぇ。
いかにもスタッフの手が足りてない。
私服姿は不衛生に感じるだろう
髪型だって仕事用ではない。
覚悟を決めたよ。
クリニックの受付の制服に着替え、髪をひとつにまとめ、受付に立った。
辞めるというスタッフは、おもむろに嫌顔をした。
そりゃぁ、嫌だよね。
私だって嫌だよ。
こっちは、うつ病持ちの病人だよ。
本職だって休んでんのに、何でクリニックの受付に居るんだ(T_T)
レセプトは勉強したけれど、実務となると役に立たない。
ただ電話に出て、会計をするのみで役に立たなかった。
まおさん、似合うね^^
診察時間が終わって、やっと一樹さんと話が出来た。
『まおさん、ユニホーム似合うね。可愛いよ、すごく^^』
そりゃさ、女房に仕事を手伝わせちゃったんだから、オーバー目に褒めておくしかないだろう。
しかし、そんな簡単に乗せられる私ではない。
帰りの車の中で、一樹さんと話をした。
今回の退職の理由は「ユニホーム」だったけれど、本当は、もっと別のところで別の理由があったはず。
スタッフの皆さんに、気持ちよく働いて貰えるように、工夫しなければ同じ事が起こる。
人手不足倒産なんていうように、働いてくれるスタッフさんは大切だ。
「雇う」なんて昔の考え方。
「働いて頂く」のが、現在の雇用状況。
スタッフルームを広くしたり、お昼のお弁当を支給したり、半日有給や皆勤手当など、福利厚生は工夫しているつもり。
お給料も高めに設定して、パートさんにも賞与を支給している。
残業手当ももちろん支給するけれど、残業が出来ないスタッフさんもいるので、希望に添うようにしている。
でも、それだけじゃダメなんだね。
本当に色々勉強になる。
いかに甘っちょろい人生を歩んで来たことかと反省する。
でも、今後もクリニックのユニホームを着るかと聞かれたら・・・
やっぱり本業に戻りたい。
クリニックの受付に座るよりも、ラジオやブライダルの仕事に戻りたい。
ワガママかな?
まおさん、自営業の夫を持つ妻が板についてきましたね!笑
病気の妻を駆り出す夫ってどうなの?と一瞬思いましたが、今まで支えてくれた夫を思えば、手伝うのも当たり前かなーと思います。
そこは夫婦二人で決めるしかないですよね。
我が家はまおさん一家のようなお金持ちでは全くありませんが、夫婦で話して当分私が専業になることに決めました。
夫婦でやりたいことがあるからです。
仕事というストレスから解放させてくれる夫にとても感謝しているし、自分が彼にできることは出来る限りやろうと思っています。
まおさん夫婦も、お互い思いやりを持って今後を決められるといいですね!
応援しています(^-^)