新婚生活とは
まおです。
新婚生活って、いつからいつまでの時期を言うのでしょう。
入籍したとき、あるいは結婚式を挙げてから1年くらいかなと、個人的に思っておりました。
恐らく世間一般的な考えとズレはないかと考えております。
でも私と一樹さんは、運命の赤い糸で結ばれた、特別な仲良し夫婦!(*^-^*)
互いに(たぶん一樹さんも?)「この人以外に居ない!」そう思って一緒になった。
だから永遠に新婚生活が続くんじゃないかと錯覚しておりました。
でも、そんな魔法が、ある日突然解けたのです。
妻の存在に気付かない夫
魔法が解けたのは、本日の午前10時過ぎの事でした。
休診日にも関わらず、朝から1階のクリニックで事務仕事をこなしていた一樹さん。
何か必要な物があったのでしょう。
2階の自宅に続く階段を昇ってくる足音がしました。
リビングのドアを開け無言で入ってくると、キッチンで洗い物をしている私に目もくれず。
リビングの奥の書斎スペースの本棚をゴソゴソ。
何か書類を手にすると、再び私の横を無言で素通りし、1階へ下りていきました。
あれっ?
私、今日、透明人間だったかな?
夫婦の会話が無くなると
いつもなら
『まおさん何してるの?』とか、
『体調良さそうだね?』とか
『お昼御飯何なに?』とか
しつこいくらい色々と話しかけてきます。
お喋りな一樹さんですから、ひと言ふた言で会話が途切れることはありません。
(ただし、喧嘩しているときは別です。)
なのに今日は、私が居ることを忘れてた?
もちろん、忙しくて色々考えていたのでしょう。
頭の中がフル回転で、私の姿など目に映らなかったのかもしれません。
いや、映っていたけど、空気みたいな存在になっちゃったのでしょうか?
夫婦で「空気みたいな存在」って、10年も20年も一緒に居るご夫婦ならいざ知らず。
結婚1年ちょっとで、そんななっちゃうの???
永遠に続くと思って居た「新婚」という名の魔法が、こんなにも突然に解けるとは思って居なかったので、ちょっと寂しく思った瞬間でした。