母から取り調べを受ける
まおです。
実は、一樹さんと初めてデートした日、自宅に帰ると母が待ち構えていました。
母には晩御飯は要らないと伝えてあったので、デートだとピンと来たようです。
自分の部屋に行こうとした私を呼び止め、わざわざコーヒーまで淹れて、根掘り葉掘り聞きだそうという作戦です。
普段から母には友達のように色々話しているので、一樹さんのことも隠さず話すつもりでした。
バツイチであることを打ち明ける
母の第一声は『今度はどんな人?』だった。
『今度は』って・・・(笑)
まぁ、婚活サイトに登録していると、次から次へと紹介されるので、母がそう言う気持ちも理解出来る。
私は、母の質問に一問一答形式で小出しに答えていった。
母 『年齢は?』
まお「38歳」
母 『どこの人』
まお「〇〇市」
母 『何してる人?』
まお「歯医者さん」
母 『年収は?』
まお「開業されてるから、それなりね」
母 『長男なの?』
まお「うん。だけど将来的にも同居の必要はないって」
母 『カッコイイ?』
まお「まぁね。でも、お母さんのタイプじゃないかも」
母 『なかなか好条件じゃない』
まお「バツイチを除いてね」
母 『ばっばっバツイチ!!』
これ以降、母が口にする言葉は『バツイチで大丈夫なの?』の繰り返しになりました(-_-メ)
バツイチは犯罪者扱い?
少し前に「バツイチ」がもてはやされた時期がありました。
バツ1やバツ2が、男の勲章のように言われたりしました。
“ある程度の年齢で、バツのひとつもついていない男性の方が要注意”という意見も一理あります。
しかし母の世代では「バツイチ」は『悪』と捉えるようで、何か性格的に問題があるんじゃないかとか、女癖が悪いんじゃないかと考えるようです。
もちろん私も、お相手にはバツが付いていない方が良いとは思いますが、既に付いちゃってるから仕方ない。
最初からバツイチと聞いていたし、それでも会いたいと思って会いに行ったのだから。
とにかく母は『一度離婚を経験すると、その後も簡単に離婚するに決まってる』
『夫婦生活は我慢の連続だから、その我慢が出来ない人と一緒になっても苦労する』
『何かにつけて、前の奥さんと比べられて嫌な思いをする』
『あなたが子連れで離婚して戻って来ても困る』
などなど、次から次へと反対意見を述べていった。
私は「まだ、2回会っただけで、これからどうなるかなんて全く分からないから」と言い残し、自室に逃げ込んだ。
やれやれ、前途多難だ。
あらま、反対されちゃいましたか。
まおさんのお母様が心配する気持ちもわかるけど。心配しすぎな気がします。
それに何より、始まったばかり。
素敵な縁を紡いでいけるといいですね。(^O^)
本当に、心配し過ぎですよねぇ。
母には時間を掛けて、一樹さんの人柄を伝えて行こうと思ってます。
そして今度こそ、絡まないように、しっかり紡いでいきたいです(#^.^#)