休日の朝


まおです。

朝、8時頃だったでしょうか?

一樹さんが寝室に、私の様子を見に来てくれました。

残念ながら朝は調子が良くない日が多く、ひとことふたこと言葉を交わし、再び寝入ってしまいました。
 

それから2時間後、喉が渇いて起きてキッチンに行くと、一樹さんが新聞を読みながらコーヒーを飲んでいました。

『まおさん、具合どう?コストコ行けそう?』

忙しい時期に、時間を作って私を喜ばせようとしてくれる一樹さんの気持ちに応えたくて

「うん、行く。支度してくる」

そう言って、冷茶を飲み終わると、すぐに寝室に戻りました。
 

『朝の薬を飲む前に、何か食べた方が良いから、リンゴを剥いてあげるよ。着替え終わったら食べな』

「ふ~ん。。。ありがと」

寝ぼけ眼で着替えをしながら、気だるそうに返事をした。

キッチンから、一樹さんの笑い声が聞こえた。
 

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外は風が強そう

スカートより、パンツが良いかな?

そう思って、クローゼットをゴソゴソ。

大分痩せちゃったので、どれにしようか決まらない。

パジャマで眠い目をこすりながら悩む。

何でもいいや・・・。

そう思いながらも、流行のワイドパンツにした。
 

コケないようにパジャマのズボンを脱いで、左足をワイドパンツに突っ込んだ。

とたんにバランスを崩して、前のめりに倒れ、クローゼットの扉に頭から激突した。
 

そう、前回階段でコケたときに、左手の小指を骨折していて、手で支えることが出来なかったんだ。

どでかい音がして、キッチンから

『まおさん!どうした!!』

と叫ぶ一樹さんの声が聞こえた。
 

「だいじょ~ぶ、らいじょ~ぶ」

寝ぼけているのと、薬か低血圧のせいで、目覚めは恐ろしく悪い。

立ち上がろうと思って体を起こした途端、今度は仰向けにひっくり返った。
 

これさ、作り話とか、話を盛ってるとかじゃ無いんだ。

マジさ。
 

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ピンクのパンツ

頭の重い小さい子供が、後頭部からひっくり返るのと同じで、片手は骨折、片手でワイドパンツを掴んでいた私は、立ち上がろうとしてそのまま後ろに倒れた。

紺色のワイドパンツに片足を突っ込み、恐らく、カエルが車に轢かれたような格好だったと思う。

そんな恥ずかしい姿を誰にも見せたくなかったけれど、二回も続いた大きな物音に、一樹さんはノックもせずに寝室のドアを開けた。
 

『わぁ!!』

と叫んだきり絶句してしまった一樹さん。

急いで私を起き上がらせ、その場に座らせてくれた。

『大丈夫?怪我しなかった?小指は?』
 

私に怪我が無いことを確認した一樹さんは、言った。

『まおさん、今日はピンクだったね

デリカシーがなさ過ぎる💢

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