離婚届
まおです。
離婚の話をしたあと、離婚届を誰が取りに行くかという話になった。
私は動けない。
一樹さんは忙しい。
両親に頼むのもちょっと・・・
お手伝いの山田さんに頼もうかと一樹さんに話したら、結構な勢いで怒られた。
『そんなもの、人に頼むことじゃない』
ごもっともでございます。
でも、実際問題、役所まで取りに行けない。
PDFかなんかでダウンロード出来るのかな?
でも、それすらも調べる気力が無い
もう全てがどうでもいい気分だ。
引き出しの中の結婚指輪
今日、あの時の結婚指輪がどうなったのか気になって、引き出しを明けた。
離婚を切り出したとき、自分の指から外した結婚指輪。
一樹さんは、固定電話のテーブルの引き出しに、放り込むようにしまっていた。
とても雑な扱いを受けた気がして、少し悲しかったのだ。
引き出しの中で転がって、なくなっちゃったら困る。
離婚するのに、結婚指輪がなくなろうが知ったこっちゃないとは思えなかった。
一樹さんも、山田さんも居ないのを確認して、引き出しをそっと開けた。
すると・・・・・
ちゃんと結婚指輪のケースに入れられていた。
一樹さんの指輪と、ふたつ並んで収っていた。
どうやら一樹さんがしまってくれたらしい。
整理整頓は苦手なのに、良く出来ました^^
そんなほんわかした気持ちになったのも束の間、結婚指輪のケースの下に、離婚届があることに気付いてしまいました。
離婚は自分が言い出したこと
急いで引き出しを閉めました。
何事も無かったかのように、ソファーに座ってじっと目を閉じました。
なんだ、一人で離婚届を取りに行ってたんだ。
いつ行ったの?
ひと言、声をかけてくれたって良かったのに。
どうして勝手に取りに行ったの?
離婚しようと言い出したのは自分なのに、悲しいというか、怒りというか、空しさというか。
この気持ちを表現するのは難しいね。
一樹さんと離婚して楽になる反面、もう、本当に生きている意味も無いね。
食事をしていても、何のために食べているのだろうと考えてしまう。
もう生きる目的も無いのに、生き物の命を頂く(食べる)って、こんな矛盾は無いと思う。
一樹さんのことは大好き。
誰よりも大切で、誰よりも愛している。
でも、そんな気持ちを伝えるのもしんどい。
自分の体が、どうにも動かない。
1回離れてみてはどうでしょうか
ただ旦那さんにちゃんとまおさんの本当の思いや願いは伝えた方がいいと思います。
体調が落ち着いている時を見計らって。。手紙でもいいかもしれません。
旦那さんはまおさんのことを愛してるんだなってこれまでのブログからひしひしと伝わってきますが、分院準備などで仕事が1番大変な時に離婚を切り出されたりしては流石に身も心も疲弊しちゃうと思います。
このままだとお2人ともなんだか可哀想です。