戦力外通告が辛くて
まおです。
「小指が痛い」と書けば書くほど小指に神経が集中し、気が狂いそうに痛くなる。
だから小指の話は書くのを止めたm(_ _)m
骨折した日の夜は、結構痛かったのに、一樹さんに頭ごなしに怒られて。
痛くて涙が出るのか、怒られて辛くて涙が出るのか分からなかった。
「病人に、そんなに怒らなくてもいいじゃないかぁ~~~~~~~~~~」
(; ;)ホロホロ (; ;)ホロホロ
そう言って対抗したけれど、許して貰えなかった。
でも、夜は、何度か起きて、私の様子を伺ってくれていたようだ。
『痛み止め、もうひとつ飲む?』
そう言って、声をかけてくれたから・・・許す。
だって、本当にガミガミしかられたんだもん。
日帰り温泉
日曜日のミーティングは、スタッフさんは休日出勤だったから
『経費は掛かっても良いから、お昼のお弁当とか、おやつとか、ドリンクとか、まおさんのセンスで見繕って用意してあげて。』
そう言われて張り切っていた。
体調の悪い私に、仕事をさせようというのではなく、疎外感を感じないように、一樹さんなりに私に役割を持たせてくれたのだと思う。
なのに・・・逆サプライズという失態をした。
なんだか悲しくて、あれ以来、一樹さんの顔をまともに見られない。
今日は家に居るのが嫌で、家出を決行した。
家出と言っても、お手伝いの山田さんが同行だ。
一樹さんのお昼ご飯も準備した。
ダイニングテーブルの上には、家出先の場所と電話番号。
もちろん帰宅時間も書いた。
家出先は、自宅から20分ほどの日帰り温泉。
入湯料450円を支払えば、22時まで居られる。
もちろん骨折してるし、薬でフラフラするので「入浴はしませんから」とメモしてきた。
のんびり、全てを忘れる
お風呂に浸かれなくて、何をするの?と聞かれると困るけど。。。
ランチも安くて種類も豊富だし、デザートも揃ってる。
お金を出せばフェイスエステやマッサージもして貰える。
マッサージチェアーで本を読んで、タピオカジュース飲んで、綺麗な景色を眺めたら、気が収まるような気がした。
天気が良ければ、水平線に沈む夕日が見えるはずだ。
あの日、一樹さんから『午後から接遇の講習を頼むよ』と言われていた。
普段仕事で、オフィスのビジネス講習なんかもやらせて貰っているので、一樹さんから頼まれたのだ。
私が得意とするのはイベントコンパニオン研修で、歯科クリニックにそこまでの接遇が必要かなとは思ったんだ。
だけど一樹さんが『知らないで出来ないのと、知っていて省くのは違う』というので、確かにそうだなと思った。
受付スタッフの立ち方ひとつで、そのクリニックの雰囲気が決まってしまう。
だけど・・・戦力外通告だもん。
何杯、タピオカドリンクを飲んだら、この気持ちが楽になるだろうか。。。