アラサー南さんの焦り
まおです。
結局、南さんとA総合病院へは行きませんでした。
スマホでA総合病院の消化器外科外来担当表をアップロードし、二人でゲス野郎に間違いないことを確認しました。
その頃になると、南さんも落ち着いて「さっきはごめんね。まおさん、具合大丈夫?」そう心配してくれました。
「ねぇねぇ、チョコパフェ食べようよ!遠くまで来てくれたお礼に御馳走するからさ^^」
そう言って、チョコバナナパフェを二つ注文しました。
パフェをつつきながら、南さんは話してくれました。
「最近さ、30歳になって焦っちゃったんだよね。まおさんは幸せそうだし、周りはみんなセレブ婚だし」
「焦る気持ちは、すごく良く分かるよ。私も30歳になった途端、マッチング率下がったもん」
「やっぱ、そうだよね。。。」
「申し込みが少なくなった?」
「セレブ男が居なくなった」
「セレブ?お金持ちってこと?」
「違うよ、医者が居なくなった」
ここで分かったことがあった。
セレブの基準は、個々に違うと言うことだ。
南さん曰く「お金持ちでも、医者じゃなければセレブ婚にはならない」らしい。
しかし「弁護士はOK」らしいよ。
なるほど、南さんのセレブの基準は、ステータスってことか。
正直者は嫌いじゃ無い
言い方にも寄るけど、正直に物事をいう女性は嫌いじゃない。
嫌いなのは「どんな男子でも良いですぅ~。紹介して下さい。」とか言っといて、いざ合コンをセッティングしてあげると「顔が悪い」だの「収入が低い」だの「三流大学」だのと、文句を言う女だ。
なら最初から、そう言っとけよと思う。
集まってくれた男子にも失礼じゃ無いか!
話はちょっとそれるけど、私と南さんは同じ婚活ネットで活動していた。
アドバイザーさんは違うけれど、似たようなことを言われていた。
「最近、女性でセレブ婚を希望される方が非常に多いです。
もし、貴方もセレブ婚をご希望でしたら、女性としての魅力を磨く以外に、ご自身の年収1000万円を目指して下さい。」
早い話が、高収入の男性は、収入の低い女性からのアプローチを嫌がるんだそうです。
お金目的と思うらしい。
いや女性は、ほぼお金目的ですけど。
だって、結婚は生活ですから。
まぁ、ちょっと言い過ぎだけど、事実、愛だけじゃ生活はしていけないもんね。
ここだけの話、私も南さんもこの金額をクリアーしていた。
MCという仕事ってそんなに儲かるの?って思うよね。
これもやり方次第です。
MCはセレブ婚が多い?
南さんが、私の事をセレブ婚と言ってくれたので、そう数えることにします。
私を入れて、現在の結婚式場のMC(司会者)でセレブ婚をしたのは4組です。
A子さんは同級生の形成外科の医師と。
B子さんは医師の家系らしく、お見合いで内科の医師と。
C子さんは、私と一樹さんの披露宴の2次会で意気投合した開業歯科医と12月に入籍予定。
C子さんは独り立ち前に結婚が決まってしまったので、年収は1000万円に足りないと思います。
しかし後の女性陣は1000万円超えでしょう。
恐らくA子さんは形成外科のご主人より高収入のはずです。
どうやらセレブといわれる男性陣は、高収入の女性を選ぶ傾向があるようです。
私も一樹さんに言われたことがあります。
『女性のお金を当てにするつもりは全くない。ただ、年収の高い女性は、経済的にも社会的にも独立していて感心する。刺激を受ける』と。
なんだかゲス野郎の話から、話題がずれてきてしまいました。
次回はMC(司会業)で年収1000万円を超えた私の話です。
これが一樹さんとの結婚直接結びついたかは分かりませんが。
でも、今の収入に満足していない女性(男性も)に読んで頂きたいです。

自分がそこまで稼いでいたらそれなりの立場や同じように稼いでいる男性と結婚したいな。と考えると思うので、そうなると周りからはセレブ婚と言われてしまう気がします。
私は恐らくまおさんと同い年ですが、旦那さんが言うように感心するというか、頑張って来られたんだなと尊敬します。
私もまおさん程ではないものの有難いことに一般以上は稼いできましたが、今年出産し育児をしているので今後は今まで通りには働けないなぁとキャリアを諦めています。
でもとても幸せでやっぱり我が子は愛おしいですしそれもアリかなと。
南さんにも早く良い結婚相手に出会って欲しいですね。
セレブ婚(笑)
なんだか全く聞きなれない言葉だったので笑ってしまいました。
世の中にはいろんな人がいるんですね!
条件から入らず、好きな人と結婚できるって幸せなことだったんだなー、と単純に思いました。