台風通過
まおです。
台風が頭上を通過して行きました。
歯科クリニックは午前中で診察を切り上げて、午後は一樹さんと空を眺めながら不安な気持ちで過ごしました。
『そんなに心配しなくて大丈夫だよ。』
一樹さんはそう言って安心させようとしてくれるのですが、テレビでは大きな被害が出ている地域の映像を映していて、心配でたまりませんでした。
うつ病のせいでしょうか?
全てのことが不安で心配になります。
台風はもちろん心配ですが、生活の全て、小さなことが苦になってたまりません。
晩ご飯の支度が出来るだろうか?
お風呂の準備が出来るだろうか?
病院に提出しなければならない書類に記入出来るだろうか?
式場に請求書を送れるだろうか?
それ以前に、請求書を作成できるだろうか?
季節の洋服の入れ替えが出来るだろうか?
とにかく、全てに自信がありません。
生活の全てのことが負担になります。
ひとりで死ねないから
どんなに苦しくても、ひとりで死ぬのは怖いのです。
誰か一緒に・・・そんな気持ちになります。
ときどき集団○殺のニュースが報道されますが、痛々しい話だと思って聞いていたのは遠い過去。
今は、その人達の気持ちと行動パターンが手に取るように想像できます。
筆舌に尽くしがたい気持ちを抱えながら、最終的には安らかな気持ちで逝かれたのではないかと想像します。
「死ぬくらいなら何でも出来るじゃないか?」
世間はよくそう言いますが、それは鬱の苦しさを知らない人のセリフです。
命を絶つ以外に、解放されない程の苦しさが存在するのです。
入籍記念日
そんな私の苦しい気持ちを知ってか知らずか・・・
一樹さんがメンタルクリニックに電話をしてくれて、担当医の指示を仰いでくれました。
本来なら受診するべきなのですが、今日の台風は危険すぎて、電話で飲み薬の指示を出してくれました。
手持ちの薬を1錠増やして良いとおっしゃって頂いて、早速飲んだら、少し気持ちが楽になった気がしました。
あまり沢山飲むと眠くなってしまって、逆に体がだるいと感じるのですが、今日はちょっとテンション高くなりました。
テンションが高いくらいの方が、私的には楽しくて良いのです。
おかげで夕方からは、気持ち的に楽に過ごせました。
実は明日から1泊2日で、恒例のオーベルジュに出掛けます。
入籍して1周年のお祝いと、私33歳の誕生日のお祝いを兼ねて出掛けます。
早いもので、一樹さんが私の誕生日を祝ってくれるのは3回目となりました。
朝ちゃんと起きられて、体が動くのか心配ですが、これから分院開業を控えて忙しくなるので、一樹さんと楽しく過ごせたら良いなと思って居ます。
私にも、明日が来ますように!
姉を鬱で、亡くしてしまいました。とても責任ある仕事をしていて、私よりも何倍もしっかり者でした。
なのでひと月前に相談を受けた時、そこまで私も真剣に応えることが出来なかったので、その事をずっと後悔してます。姉の苦しみをわかってあげられなくて、ずっと後悔してます。
ただ言えることは、家事や書類の整理なんてしなくても良い、ほっておけば、よいんです。責任感の強いまおさんだから、きっと気にして自己嫌悪に陥ってしまっているかと思います。
私は専業主婦ですが世の中共働きが多いのに
家事すらサボっています。
家事代行サービスだってあるし、お金で、解決できる時は利用すべきです。経済などまわってよいです!
姉を亡くして10年ですが、両親や兄弟や、私は姉を忘れた事はありません、まだずっと深い悲しみにいます。
まおさんの苦しみは、相当に辛いものですよね。私達には想像もつかないことだと思います。
姉は私にとって、かけがえのない存在でした。迷惑をかけてばかりと気にするかもしれませんが、まおさんが居てくれるだけで、まわりが幸せになります。
楽観的に思えるかもしれませんが、
明けない夜はないように、必ず、良い方向に向かいます。いままで沢山働いて社会に貢献してきたんですから、
しばらく休んでもまったく問題は無いと思います!