再び病んでしまった


まおです。

躁うつ病やうつ病は、

良くなったり悪くなったりを

繰り返しながら治っていく。

それを十分に理解しているので

今、気持ちが落ち込んでも

仕方ないと思って居る。
 

でも、なかなか辛くてしんどい。
 

休診日だった昨日。

ちょっとした事件が起きた。

事件というと、かなり大袈裟だけど。

打ち合わせの場は、険悪な雰囲気になった。
 

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分院で打ち合わせ

昨日は、現地でデザイン事務所の方と打ち合わせがあった。

『まおさんを独りにしておくのは心配だから・・・』

そう言う一樹さんに連れられて、一緒に打ち合わせに顔を出した。
 

何回か顔を合わせたことのある、現場監督さん。

「あ、奥さん、お久しぶりです。」

普段、あまり打ち合わせに顔を出さない私が同席したので、意外な顔をしていた。
 

いかにも現場監督さんという雰囲気の男性。

もちろん悪い意味ではない。

気の良いオジサンという感じ。

ガッチリしていて健康的で、はっきり物を言う。

職人さんともやり合えるような「ザ・現場監督」という雰囲気の40代の男性だ。

 

打ち合わせが終わって、デザイン事務所の方3人と一樹さんと私で、喫茶店でランチをした。

食後、その場で薬を飲んだ。

席を外して飲めば良かったんだけど、それも面倒で。

テーブルの下でコソコソ薬を出して、ささっと飲んだつもりだった。
 

しかしそれを目座とに見つけた現場監督さんが

「何の薬ですか?」と聞いてきた。

私は包み隠さず

「うつ病の薬です」

カミングアウトした。

知らない相手じゃないし、

嘘つくのも面倒くさかったから。
 

ところが現場監督さんから、

思わぬ返事が返ってきた。

「この忙しい時期に、そんなこと言ってる場合じゃないですよ奥さん!うつなんて気持ちの問題ですよ。気合いが足りないんじゃないですか?はははっ(笑)」
 

似たようなことを何度も言われたことのある私は「あぁ、また理解して貰えなかったか」そう思った程度でした。
 

しかしここで、一樹さんが怒った。
 

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謝罪を求めた一樹さん

『それは、うつ病の苦しさを分かっていない人のセリフですね。』

文字にすると丁寧な言葉遣いだけれど、口調はかなり厳しかった。

一瞬で、その場の雰囲気が凍った。
 

「一樹さん、いいよ、いいよ・・・」

私は、一樹さんを制した。

しかし一樹さんは気が収まらなかったらしい。
 

『うつは病気です。

気持ちの問題ではないし、

気合いで治るものでもありません。

その苦しさは病気の当事者でないと

分からないかもしれませんが、

笑い飛ばすという神経が理解出来ません』
 

現場監督さんは「あっ、すみません」

そう言ったきり口をつぐんでしまった。
 

元を正せば、会食の場所で薬を飲んだ私が間違っていた。

行儀の悪いことをした。

それに、うつ病なんて軽々しくカミングアウトした私が悪かったのだ。
 

自宅に戻って暫くすると、デザイン事務所の社長さんから一樹さん宛に、お詫びの電話が入った。

一樹さんは、ちょっぴり険しい顔をして話をしていた。
 

皆に嫌な思いをさせてしまって、自分の行動を反省した。

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