LINEを盗み見?
まおです。
昨日の喧嘩の記事の続きです。
一樹さんの『俺、まおさんが、他の男性と約束してるLINE見てしまったんだ』という発言を聞いてビックリしました。
何のことか、さっぱり分からなかったのです。
しかし、事情を聴いて納得しました。
大きな誤解だ!
それは前回のデートで、一樹さんの自宅にお泊りした翌日のこと。
私が一樹さんの、細くて綺麗な指に見とれていたあの時です。
私は、本を読んでいる一樹さんの隣で、スケジュール帳を整理していました。
一樹さんの視線を感じたので「変更はないよ」と伝えました。
スケジュール帳のコピーを、一樹さんに渡してあったのです。
一樹さんが予定を立てやすいようにと思って渡していました。
それに、私が「いつ、どこで、何をしているか」分かっていた方が安心だろうと思ったからです。
そしてこの時、式場の宴席担当者からLINEが入りました。
クリスマス・イブに挙式予定の新郎新婦と打合せが終了し、進行を知らせてくれたのです。
LINE再現
その時の、LINEのやり取りがこちら。
オレンジが私のコメント
青が宴席担当者のコメント
『今いい?』
「どうぞ」
『イブのPだけど』
「決まった?」
『Hで』
「了解!」
『全てお任せ』
「OK」
『サンキュ』
隠語を使ってのやり取りです。
Pは「演出パッケージ」のこと
Hは「パッケージH」のこと
つまり訳すと
「イブの演出はHパッケージ
演出は全て私に任せる」と言う意味です。
しかし一樹さんは何を思ったか
「イブのプラン(P)だけど、
ホテル(H)で過ごそう。
予約は全て任せる」と解釈したようです。
何でそうなる?
恐らく、先入観を持って読んだのだろう。
クリスマスのデートを断ったから
一樹さんが誤解したのは、そもそもイブのデートを断ったことにあったようです。
『まおさんに、クリスマス・イブのデートを断られたのがショックだったよ。まさか、あんなに簡単に断られるとは思っていなかったから』
今年のクリスマス・イブは大安。
結婚披露宴の司会の仕事が入っていたので、クリスマス・イブは会えないとお断わりしていた。
「ごめんね。よく覚えていないんだけど、きっと忙しくて気持ちに余裕のない時だったから、そっけなく断っちゃったんだと思う」
『そっか、よく覚えてないんだ(p_-)』
「本当に、ごめんなさい。今からでも、クリスマスの約束、間に合うかな?」
『いいよ。もう他の子と約束したから』
「えっ!?」
『冗談だよ^^』
「そういう冗談、要らないから(-“-)」
結局、クリスマス・イブは、私の仕事の終わる時間に合わせて、一樹さんが迎えに来てくれることになりました。
待ち合わせは20時過ぎちゃうけど。
それにしても一樹さんは、そそっかしい。
私がLINEを打っている内容がたまたま見えたのか、私が席を外している間に隠れてチェックしたのかは、武士の情けで聞かなかったが、一部分だけを抜粋して勘違いするなんて。
新婚旅行の話もしているのに、私が他の男性と会うと本気で考えていたのかな?
そもそも電話で新婚旅行の話をしたのは、私の気持ちを確認したかったのかもしれない。
私も一樹さんも、スマホにロックを掛けていないし、常時、テーブルの上に放置だ。
それはお互いの信頼の証だったが、逆に誤解を招いた。
相手のスマホを盗み見ても、良いことは何もない。
何でも話し合える関係にならないと。
でも、なかなか言い出せない気持ちも、すごくよく分かる。
だから、今回だけは大目に見よう。