残されたメッセージ
まおです。
昨夜、ゲス野郎からショートメールがあった件の続きです。
一樹さんと1時間くらいかけて夕食を取った後、片付けを終え、バスルームへ向かいました。
見つからないように、そっとスマホを脱衣所に持ち込み、電源を入れると・・・
ゲス野郎から、3通目のショートーメールが入っていました。
「度々すみません。いつなら電話しても良いですか?日時を指定してくれたら、その時間に掛けます。」
ゲス野郎は、どうしても連絡を取りたいようです。
用件は書いてないので分かりません。
何の用件なのか気になります。
でも、ショートメールを、
一樹さんに読まれる可能性があるので
用件が書かれていない事は助かります。
ショートメールに返信をした
いろいろな可能性を考えて、
このまま無視するのは
得策ではないと思いました。
ゲス野郎がショートメールに、
用件を書き込んでくるかもしれない。
しびれを切らし、突然、
電話をしてくるかもしれない。
その時、となりに一樹さんが居たら・・・
返信をしよう。
そう決めました。
いつまでもシャワーの音が聞こえなければ、一樹さんが心配して様子を見に来るかもしれません。
私は急いでショートメールに返信しました。
「まおです。月曜日の17時~18時に連絡を下さい。それ以外は、掛けないで下さい。」
この時間なら、お手伝いの山田さんは帰った後です。
一樹さんは19時過ぎまで仕事です。
通常は平日の夕方の時間は
仕事帰りの患者さんで混み合うので、
一樹さんが自宅に顔を出す可能性は
極めて低いだろうと思いました。
相手の都合など知ったことか
バスタブに浸かりながら考えました。
私は、ゲス野郎の現状を知りません。
でも、恐らく指定した時間は、
外来の診察も終わっているでしょう。
当直で緊急の手術でも入っていない限り
電話くらいは出来る状況にあるでしょう。
逆に、あまり遅い時間だと、
自宅から掛けることは難しいだろうと。
奥さんも居れば、子供さんも。。。
もう1歳の誕生日を迎えたはずです。
ふと我に返りました。
私は一体、何をしているのだろう。
相手の都合など知ったことではない。
何を親切に、ゲス野郎の都合まで
考えてあげているのだろう。
馬鹿じゃないか自分。
あんな最低男の心配なんてする必要はない。
自分の事だけ考えよう。
とにかく一樹さんの耳に入れないように
何事もなく無事に解決したい。
こんにちは!いつも拝見させて頂いてます。
まおさんと同じような経験をしたことがあるので、居ても立っても居られずコメントしますが、絶対に電話に出ないでください。
それから、一樹さんにすぐ相談してください。
ブログずっと読んでますが、まおさんは賢い人です。深呼吸して、落ち着いて。
一樹さんはもうまおさんの異変に気づいて、心配されてるでしょ?
1人で解決しようとして、どうしようもなくなってから打ち明けるより絶対いいです!
大丈夫。これからも一樹さんと幸せに暮らせますよ。もっとご主人を頼ってください。応援してます!