昭和・平成・令和
まおです。
平成から令和へ。
テレビを見ながら一樹さんと話した。
私も一樹さんも昭和生まれ。
そう、私、ギリギリ昭和^^
つまり二人共、昭和→平成→令和の
三つの時代を生きることになる。
なんか、凄い歳をとった気がする(笑)
『まおさんにとって、平成はどんな時代だった?』
「ん~、難しい質問だねぇ~
一樹さんは、どんな時代だった?」
質問に対して質問で返すという必殺技。
『それ、答えになってないよね?』
そう笑いながらも答えてくれた。
『人生そのものかなぁ~。
青春時代は楽しかったよね。
ただ若かっただけだけど毎日充実してた。
大学行って歯医者になって開業して。
親父が亡くなったのは辛かったかな。
でも平成最後の年に、まおさんと出会えた。
感謝感謝だよ^^』
新しい時代を前に
平成最後の年に一樹さんと結婚して、
新しい令和の年を一緒に迎えられる。
それが何だ?って言われちゃうと
それだけのことなんですが(^^;)
ささやかな幸せです^^
この後、一樹さんから改まって
『これからも宜しくお願いします。』
なーんて言われたもんだから
「こちらこそお願い致します。」
そう言って頭を下げた。
『でね・・・えっと。』
「ん?でね?」
『ちょっとまおさんに話したいことが』
「なっ、何?」
なんだかとっても嫌な予感がして、
思わず後ずさりしちゃった。
『まおさん、逃げないでよ(-_-;)』
そう言って腕を引っ張られて
ソファーに座らされた。
珍しく一樹さんの口数が少ない。
なになになに?どーした一樹さん!
相談がある
「どうしたの何か言いにくいこと?」
なかなか話し出さないので心配になった。
あまり良くない話なの?
そんなに言い出しにくいことなの?
黙って一樹さんが話し出すのを待った。
『まおさんに相談があるんだけどね』
珍しい!珍しいね!!私に相談?
そんなの初めてじゃないかな?
それもこんなに改まって。
伯父様のこと?何かあった?
それとも愛人がいますとか?
(これは冗談)
全く見当が付かないんですが?
すると一樹さん静かに話し始めた。
『実はね・・・・・』
一樹さんてば、静かに
デッカイ爆弾を
落としてくれた(-_-;)