長引いた風邪
まおです。
一時は「咳喘息かな?」なんて思う程
朝晩咳き込んでしまったのですが、
やっと落ち着いてきました。
咳も出ず、食事もしっかりとれる。
薬も飲まずに過ごせました。
一樹さんや山田さんにうらなくて
良かったと胸をなで下ろしています。
しかし、私の回復とは反対に、
一樹さんが疲弊しきっています。
今夜も仕事が終わって帰って来るなり、
ソファーに倒れ込みました。
マッサージの資格
夕食後、ソファーで寛いでいた一樹さん。
『さすがに疲れたなぁ・・・』
そう言ったきり黙ってしまった。
いつもならお喋りが止まらないのに。
私が一樹さんの仕事を手伝うことは出来ない。
じゃぁ、他に何が出来るかな?
ひらめいた!
「久し振りにマッサージしようか?」
長くこのブログを読んで下さっている方は、ご存じだと思います。
私は結婚前に、マッサージの民間資格を取得していました。
取得当初は、お泊まりした夜は、必ず一樹さんの体をほぐしてあげていました。
しかし私が体調を崩して以降、マッサージをすることはなくなってしまいました。
入院して物理的に出来なかった事もありますが、一番は、体重減少と共に体力が落ちてしまい出来なかったのです。
今夜も『まおさんが大変だから』
そう言って遠慮した一樹さんですが、
私が強引に施術を始めてしまいました。
『じゃぁ、15分だけお願いします』
そう言って横になり3分もすると
スヤスヤと寝息が聞こえてきました^^
途中、体勢を変えながら30分ほど施術。
本来なら1時間くらいしてあげたかったのですが、私も久し振りで息が切れちゃって^^
そっと起こして椅子に座って貰い、今度は両掌の施術に入りました。
結婚しようと思った理由
『あ~、気持ちいいなぁ~』
そう言うと、私にもたれかかってきた。
「コラこら、ちゃんとしてて!」
あんまり近すぎると施術しにくい。
適度な距離を取ろうとすると、反対の腕で私をホールドしてこう言った。
『あの時、絶対まおさんと結婚しようと思った』
「えっ?あの時?どの時?」
『初めてマッサージして貰った時。僕の為に?って超感動した!』
「超?(笑)」
『そんなことしてくれる子は居なかったからね』
「へぇ~、他の子は、どんなことしてくれたの?」
『そういう意味じゃないよ』
「分かってるよ^^」
『他の男に獲られる前に、早く僕の物にしなくちゃいけないって思ったよ』
「ふふふっ。。。」
嬉しくって、もっと理由を聞きたかったけれど、照れくさくって聞けなかった。
一樹さんも、それ以上は話してくれなかった。
「明日から、毎日してあげる^^」
そう約束した。