黙り込む一樹さん
まおです。
私はベットで布団をかぶったまま。
一樹さんは、ベットに腰を掛け
黙り込んだまま。
しばらく二人とも話さなかった。
少し経つと一樹さんが
『まおさんは、どうしたい?』
そう尋ねてきた。
どうしたいと言われても困ってしまう。
どうすれば良いのか分からない。
自分のことすら満足に出来ない日もある。
自分ではどうしようもない。
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まさか離婚?
一樹さんは、どうしたいのだろう。
こんな状況で、どんな選択肢があるの?
ふと頭をよぎった。
まさか離婚!?(ToT)
私の口から「離婚したい」って
言わせようとしてる!?(;_;)
私はベットからがばっ!っと
起き上がって、大声で叫んだよ。
「離婚なんて、
絶対にしない!」
一樹さんは、目をまん丸くして固まってた。
『まっ、まおさん、
そんなこと考えてたの?』
一樹さんは、大笑いしていた。
『まおさん、極論すぎて笑える♪』
「だって『どうしたい?』と聞かれても
選択肢が見つからないんだもん。」
『難しい話じゃないよ。
このまま実家でお世話になるのか?
病院に入院して治療を受けるのか?
どちらを選ぶかって事だよ。』
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3番目の選択肢
何だ、そーゆーことか(-_-)
心臓が止まるかと思ったよ。
「どっちも嫌だ。」
『じゃぁ、どうするの?』
「家に帰りたい。。。」
『家に帰っても、僕が仕事中は
まおさん、ひとりぼっちだよ。』
「それでも帰りたい。
一樹さんと一緒に居たい。」
病院に入院していたって、
ちっとも良くはならなかった。
それなら、一樹さんと一緒に居たい。
「明日、一樹さんと一緒に帰りたい。」
そう。
一樹さんと一緒に居たいんだ。
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