バレンタインデー
まおです。
バレンタイン・サプライズで
一樹さんを喜ばせようと思っていたら、
逆サプライズで驚かされた。
お風呂から上がってリビングへ戻ったら
明かりが消されていて真っ暗だった。
代わりにテーブルの上に
アロマキャンドルがひとつ
灯されていた。
「えっ?何これ?一樹さんどこ?」
すると寝室のドアが開いて
一樹さんが何かを抱えて出てきた。
『まおさん、今日もありがとう。』
一樹さんは、
バレンタインに手作り料理で
もてなしてくれたお礼だと言って、
真っ赤なバラの花束を私に差し出した。
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「ホワイトデーは来月だよぉ」
そう主張したら
『ホワイトデーは何かもらえるって
分かっちゃうからつまらないだろ。
だから、先に渡しておくよ^^』
バラは見たこともないような大輪で、
『まおさんの歳の数だけ用意した』
と言ってくれた。
「20本も?」
そうとぼけると、久し振りにでこピンされた。
驚いたのと、嬉しいのと、痛いのと。
色々混ざり合って、泣けてきちゃった。
「一樹さん、こーゆーのズルイよ!
絶対、反則だよ!(ToT)」
そう抗議したけど、一樹さんは余裕の笑顔で
『反則勝ちって言うんだよ(^^)』
と笑っていた。
結婚しても、こういう事してもらえるって、すごく嬉しかった(; ;)ホロホロ
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