今日は誘わないから


まおです。

ダイソン騒動が一段落付くと、私たちは、大きなソファーにこの日も初々しい距離を保ちながら座った。

先週の、悲しい夜の記憶がよみがえる。

   初めて彼の部屋へ4
   初めて彼の部屋へ5

思い出すと、非常に居心地が悪い。

すぐそばにあるテレビのリモコンを、抹殺したい気分だ。
 

そんな私の思いを知ってか知らずか、一樹さんが『まおさん、安心して。今日は誘わないから』だって。
 

残念。

誘ってくれないんだ。
 

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大切な話

私は一樹さんに、先日、母から言われたことを話した。

大切な合鍵を貰ったこと。

車で送ってもらう一樹さんの負担のこと。
 

一樹さんは恐縮していた。

そして、二人でよく話し合った。
 

合鍵は、一樹さんの気持ちとして渡してくれたこと。

私のことを信用して渡してくれたけれど、歯科医院への出入りは出来ないし、カルテ・薬剤棚には触れないし、重要な書類やお金は金庫で管理している。

むしろそうすることで、私に安心して合鍵を持っていてもらえると考えたと。
 

そして帰宅時の送迎については、私を新幹線で帰すことは考えていない。

(駅から自宅までのバスが19時が最終なので、夜道を自転車で帰ることになる)

だから、もう少し早く帰宅出来るように工夫しようということになった。
 

とっても前向きな話し合いだった。
 

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仕事の収入の話

話し合いは、これだけにとどまらなかった。

私のブライダルの仕事を、続けるか続けないかに及んだ。
 

正直、すぱっと辞める決心はつかない。

だって、この夏、

商業登記(株式会社)したばかりだ。
 

『何で、そんな大事なこと相談してくれないの?』

「一樹さんと出会う前だったから💦」

『バリバリ仕事するつもりだった?』

「最悪、仕事と結婚するつもりだった」

『ブライダルを辞めるとどうなる?』

「収入が9割以上減って倒産するかもよぉ。へへっ(笑)」
 

まぁ「倒産するかもよぉ」は大げさだけど、株式会社にした意味がないな。
 

ブライダルの仕事は、いやらしい話、単価が高い。

事務所に所属すると、事務所が50%持って行っちゃうけど、私は式場と直に契約を結んでいる。
 

一方、ラジオの仕事は単価が低い上に、事務所経由だ。

ここだけの話、交通費や取材費は自腹だ。
 

まお株式会社の収入割合は

ブライダル  90%

イベントMC 5%

ラジオ    5%  だ。
 

一樹さんは、結構、難しい顔をして考え込んでいた。

そしてこう言った。

『こんなこと言っては失礼かもしれないけど、まおさんの収入が9割減っても、僕が食べさせてあげられる』

それは十分承知している。
 

そして、そういう問題では無いことも、

二人とも十二分に承知している。
 

この日も結論は出なかった。

ふと思った。

順調に交際している(と思っている)私たちに、ほころびが生じるとしたら、私の仕事の取り組み方の問題だろうと。
 

一樹さんの希望に寄り添いたい気持ちと
仕事を続けたいという気持ちが喧嘩する。

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