心に刺さる一言
まおです。
お義母様に「仕事なんてしなくて良いのよ。」とハッキリ言われ、愛想笑いで返した私。
私の体を心配しての発言だ。
感謝しなくてはならない。
でも、どうしても仕事に復帰したい私は、複雑な心境だった。
自分の気持ちを伝えたくて、言葉が喉まで出てきたけれど飲み込んだ。
いつか一樹さんが言っていた事を思い出した。
『お袋は外で働いたことがない。家庭を守ることが女性の仕事だと思っている。そんなお袋に、外で働くことのやりがいを説いても、理解できないと思う。』
お義母様と私とでは、考え方が違う。
どちらが正しくて、どちらが間違っているか・・・そんな単純な事では無いと思っている。
お義母様の本音を聞いた
とにかく、今日のところは引き上げよう。
そう思って、一樹さんと帰り支度を始めた。
玄関先まで見送って下さったお義母様に、しっかり挨拶をして帰ろうと向き合った時・・・トドメの一言を頂いた。
「赤ちゃんを授かったら、すぐにまた仕事が出来なくなるんだから、慌てて仕事に戻ることないわ^^」
あっ、とうとう言われちゃった(>_<)
返事に困っていると、横から一樹さんが口を挟んだ。
『前にも言ったと思うけど、その予定は無いから!』
ハッキリ言ったよ!
どストレートに言ったよ!
お義母様はポカンとしてた。
そして一言「あぁ、そうなの。。。」
そう言ったきり黙ってしまった。
落ち込む
その後、ひとりで色々考えた。
一樹さんがハッキリ伝えてくれたので、良かったと思う。
でも「子供が出来ない」と決まっちゃったみたいで辛い。
お義母様はどう思ったかな。
恐らく驚いただろう。
残念に思っているかな?
それとも怒っているかな?
どうして子供を作らないのか、
不思議に思っただろうな。
これまで自然に任せるつもりで、
あまり気にしていなかった。
けれど、今回の様なことがあると、
どうしても考え込んでしまう。
それでも不妊治療をしてまで、
子供を産もうという気持ちになれない。
その夜、私の様子を心配してくれた一樹さんと話し合った。