ひとりで考える


一樹さんからの仲直りのサインだった夜のお誘いを、あからさまに拒否した私。
 

ひとりで寝室に入って行く一樹さんの後ろ姿を見て、すぐに後悔した。

一樹さんが歩み寄ってくれたのに。

もしかしたら何か話したかったのかもしれないのに。。。
 

深夜にリビングに取り残され、途方に暮れた。
 

結婚する半年も前に契約するって変だ。

そう思っていたけれど、思い起こせば

丁度、結納を交わした時期だった。

先々の事を、考えていてくれたのかも。
 

それに私に勘ぐられて困る関係なら、

そんな送り状を私に見せるわけがない。
 

勘違いでヤキモチを焼いた自分が、

みっともなくて情けなかった。
 

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仲直りしなければ

そうこうしているうちに深夜1時を過ぎて

急に寒くなって来た。

でも、一樹さんの眠っているベッドに

入って行く勇気はない。
 

今夜は、別々に休もう。

そう思って寝室に毛布を取りに行った。
 

一樹さんを起こさないように

そっとクローゼットから毛布を出して、

リビングに戻ろうとしたそのとき、

『ソファーで寝たら風邪をひくよ。

早くベッドにおいで。』

そう言って、一樹さんが布団をめくってくれた。
 

もう、迷わず飛び込んだよ!

「ごめんね、起こしちゃった?」

『まおさんに、あらぬ疑いを掛けられて眠れないよ。』

「ごめんね。。。」

『まぁ、ヤキモチを焼いてもらえるうちが華かもね。』

そう言ってくれた。
 

そうだ。私のヤキモチだ。

一樹さんがB子さんと何かあるはずがない。

もう信じるしかないし、信じたい。
 

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甘える

ベットに入った私は、一樹さんにピッタリ寄り添った。

一樹さんのお誘いを、あからさまに拒否した事を、どう謝っていいか分からなかったので、とにかく甘えた。

腕にしがみついて、離さないでいた。
 

最初は『もう真夜中だよ。。。』なんて言っていた一樹さんだったけれど・・・仲直り出来た(´ω`)
 

結婚後、すぐにレスになった友達の話を聞いていたので、とにかくこの夜のうちに仲直りしたかった。

もう、ベットの中で仲直りするのが良いとか、悪いとか、そんなことは何処かに吹き飛んでいた。
 

B子さんとの関係がどうのこうの言う前に、私と一樹さんの関係が破綻したらお終いだ。
 

あれから数日たつけれど、

証書の話はしていない。

B子さんの話もしていない。

ぶり返すのも怖い。
 

もう少し時間が経って、機会があれば聞いてみようと思う。

今は、一樹さんを信じている。

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