年齢と言うハードル
まおです。
以前に、何度か書いたけれど、女性は結婚したら子供を産むのが当然と言われているようで、息が詰まる。
不妊治療を強制されているかのようで、心が拒否反応を示してしまった。
医師が“35歳”と、年齢を区切ったことにも反発の気持ちを持った。
婚活をしている時、女性は30歳になると不利だと言われた。
20代の女性を希望する男性が多いので、30歳になったとたん、システムに年齢ではじかれると。
確かに、30歳になってから、私は、お相手の条件を緩くした。
そうしないと、出会いが成立しないからだ。
そして、やっと結婚したと思ったら、今度は出産に対して年齢を区切られた。
女性って、いつも年齢で線引きされちゃうんだな。
女性の価値って、年齢なのか?
男の人には分からない
一樹さんは、物足りない顔をしていた。
『それで全部?』と聞かれた。
答えられずに困っていると、一樹さんは私が何を悩んでいるのか考えているようだった。
そしてこう言った。
『子供のことは、二人の間で、もう結論が出ているよね?』
一樹さんの言う通りだった。
私の婦人科系の病気が発覚した時
二人で何度も話し合った。
『僕は子供が欲しくて結婚するんじゃない。自然に任せよう。』
そう言ってくれていた。
この夜も、一樹さんは同じ事を言った。
『まおさん、自分で自分を追い込んでない?
僕は、不妊治療を受けて欲しいなんて
思ったことは一度もないよ。
自然に任せればいいと思う。
そして、その結果に対して、
まおさんが気に病むことは何もないよ。
それは二人で決めたこと。
もっと言えば、神様が決めたことだ。』
一樹さんの口から『神様』なんて言葉が出て来たことに驚いた。
一樹さんの中では、100%解決していた問題らしかった。
私の気持ち
潔い一樹さんの考えとは反対に、
私の中では世間から「産めない女」と
後ろ指を差されるような被害妄想がある。
妄想ではなく、実際に、後ろ指を差されているのかもしれない。
医師からも看護師さんからも
「あの人、産まないんだ?変わってる。」
そう思われてるんじゃないかって。
自分でも自分の気持ちが分からない。
たぶん、不妊治療をして授からなかった時は、相当辛い思いをすると思う。
それなら最初から不妊治療なんてしないで、諦めた方が傷付かなくて済む。
そんな防御の気持ちが働いているのだと思う。
入籍してから、幸せな気持ちと裏腹に、悪意なく掛けられる言葉に、実は、戸惑っている。
初めまして。ご結婚おめでとうございます。いつも楽しく読ませて頂いております。私は子供は産まないと決めています。自分の病気が遺伝しやすいこと、子供を産むこと、育てることの覚悟がないから。
まおさんがお医者様の言葉に悲しい気持ちになるのは、私と違い本当は子供を産みたいからだからだろうと感じました。産まない覚悟をすると、他人にどう言われようが笑って流せるだけの気持ちがあります。
本当の気持ちを無理やり押し込んでるから、針を刺されたような、価値を否定されてるようなお気持ちなるのだと思います。
子供が欲しいと少しでも思われているのなら、やっぱり不妊治療は早い方が良い。
お医者様からの言葉はもう一度まおさん自身の気持ちに向き合うチャンスではないでしょうか。偉そうにすみません。後悔のない人生をお互い送りましょう。
(^●^)はろー、まぁなるようにしかならないとは思いますが、35歳で妊娠出来るのは治療中の33%位らしいです。野球でも3割打者になるのは大変なことなので、やるなら少しでも早くした方が良いと思います。本当に心の底から子供を諦めているなら旦那の言う通り何もしない方が貴女にとってこれからの人生かなり楽になると思いますよ。治療中の約6割の方が涙を呑んでいるのですから。大体妊娠自体が奇跡の産物らしいですから、ましてや五体満足で背が高くて可愛くてオツムの良い子とか言い出したら1%もいないと思います。
初めまして、こんばんは。
気持ちとても分かります。
なぜ女は歳をとるほど年齢で暗黙のルールみたいな見方されるんでしょうね。
たしかに35歳から高齢出産になるけど、だからといってそのタイミングで子供を授かりたいと思っちゃうかもしれないし。
それが仮にその医者のもとで不妊治療が出来なければ別のクリニックへ行けばいいと思います。
可能性は年々下がれど0%ではないわけですし。
私も20代前半で就活から20代後半で恋活し、30代で婚活し結婚したら妊活し…今は保活してます。。
人生こんなに活だらけで縛られてるもどかしさを覚えてたまに現実逃避してます。