戻らない一樹さん


まおです。

昨夜、23時を過ぎても戻って来なかった一樹さん。

温かい飲み物でも届けようか?

でも今から届けるには遅すぎる。

もう少し待っていれば、戻って来るかな?

どうしようかな?・・・
 

そんな事を思っていると、あっという間に30分たってしまった。

どうしていいか分からなくて、1階へ様子を見に行くことにした。
 

スポンサーリンク


怒っているの?

恐る恐る自宅と歯科医院のドアを開けた。

薄暗い医院の中で、受付カウンターだけに明かりがともっていた。

「一樹さん。。。」

私は、そう声を掛けながら、受付カウンターに近づいて行った。
 

一樹さんが伝票をチェックしている姿が見えた。

「一樹さん、まだお仕事(時間が)かかりそう?」

そう尋ねると、一樹さんは伝票に目を落としまま答えた。

『・・・あぁ。』

私の顔を全く見ようとしない。

仕事に集中しているのか?

それとも叔父様の件で、怒っているのか?

両方かもしれない。
 

どうしていいか分からなくて

黙ってその場に突っ立っていると

『まおさんは、先に寝ていて。』

そう言われてしまった。
 

「うん。」

そう返事をするしかなかった。
 

「何か飲み物を持ってこようか?」

やっとの思いで聞くと

『何も要らないよ』と言われてしまった。
 

スポンサーリンク


ひとりで寝室へ

自宅に戻ったら、泣けてきた。

叔父様のことで喧嘩になるなんて、

こんなにつまらない事はない。
 

喧嘩をしたら、その日のうちに仲直りをするのが二人の間のルールだけど、今夜は仲直りできそうもない。

私が真っ先に謝ればよかったのかな?

一樹さんが戻って来るのを待って、謝ろうか?

でも、一樹さんが怒っているから、取り合えず謝るっていうのは違うよな。

そんな謝り方をしても、一樹さんはお見通しだろう。
 

一樹さんに言われたとおり、先に休むことにした。
 

ひとりでベッドに入っても、なかなか眠れなかった。

頭の中で色々なことを考えて、眼が冴えてしまう。

一樹さんが仕事をしているのに、私だけ休むという罪悪感もあった。

しかし、そのうち眠ってしまったらしい。
 

暫くして一樹さんが、ベッドに入って来る気配がした。

何時だったかは分からない。

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ
にほんブログ村

スポンサーリンク