ひと時の幸せ
まおです。
一樹さんの自宅に居候して2日目の昨日。
朝食を作って一樹さんを送り出した後、
ゆっくりと家事を済ませた。
朝食の後片付けをし、掃除に洗濯。
あまり家事は得意じゃない。
慣れていないこともあって
非常に要領が悪い。
それでも楽しくマイペースで出来た^^
家事が一通り済むと、原稿書きをした。
仕事はしばらく休むことにしたが、
既に引き受けてあるナレーションは
責任を持ってこなさなくてはならない。
お昼近くになると台所に立ち、
お昼ご飯の支度にとりかかる。
一樹さんがお昼休憩に戻って来たのは
12時半を回った頃。
メニューは鮭チャーハン。
『美味しいね^^』
そう言いながらペロリと平らげてくれた。
残念ながら、お昼はいつも慌ただしい。
すぐに仕事に戻って行った。
午後は、晩御飯の買い出しに出かけた。
お肉のパックを手に取りながら、
何グラムくらい必要なのか悩む。
足りないと困るので、全て多目に購入。
大荷物で帰宅した。
「何人家族だよ!」と、自分で自分にツッコミを入れる。
日常生活に支障は無いが、
体力が落ちてしまった。
午後、ソファーでお昼寝をした。
30分程眠ると、体も気分もスッキリ。
晩御飯は、肉じゃがと焼きナス。
肉じゃがを煮ながら、再び仕事をする。
やっぱりお肉を買いすぎちゃった。
肉をかき分けないと、ジャガイモが出てこない。
でも、味は良い(^_^)v
凹んで凹んで凹みまくる
一樹さんが帰宅したのは20時近く。
お風呂に入っている間に、
大急ぎで食卓の準備を整える。
『お~、肉じゃが良いねぇ(^o^)
なんか和食の夕食って嬉しいなぁ。』
お料理も出来る一樹さんだけど、
普段は洋食中心になってしまうらしい。
1日の出来事を話しながら、楽しく夕食を済ませた。
片付けを済ませ、お風呂に入った。
お風呂上がりに、毎日体重測定をするように言われている。
何の気なしに、体重計に乗った。
ビックリした。
また、見たことも無いような数字だった。
それも1キロ近く記録を更新した。
驚いたのと悲しいのと恐ろしさで
堰を切ったように涙があふれた。
その場に座り込んで大泣きした。
驚いた一樹さんが『まおさん、入るよ!』
そう言って様子を見に来てくれた。
泣けて泣けて、理由も説明できない。
察した一樹さんが
『1キロ位の変動は大丈夫だよ』
そう言って慰めてくれた。
でも、もう本当に駄目だ。
どうしても体重が下げ止まらない。
どんどん痩せていっちゃう。
ガリガリどころか、死んじゃうんじゃないか?
その場で暫く泣き崩れていた。
さすがに『風邪をひいちゃうから』
そう言われて、なんとか着替えてベットに潜り込んだ。
そして、泣き疲れて寝ってしまった。
今朝、一樹さんは私の顔を見て笑った。
『まおさん、目が腫れてる(^^;)』
そんな言い方しなくてもー。
そう思って無視していたら
『明日は早起きして、結婚式場の予約に行こう。結婚指輪も選んでこよう。』
優しすぎて、また泣けた。
本当に私で良いのかな?