お疲れ?


まおです。

さすがの一樹さんも、翌日はお昼近くまで起きてこなかった。

疲れと時差ボケらしい^^
 

遅い朝食を済ませると、1階の歯科医院に下りて行って、留守の間に溜まった仕事を片付けていた。

一樹さんの留守中は、他の先生方と従業員さんで診察を行って下さっていた。

信頼できるスタッフさん達が居て下さったから、一樹さんも10日間の研修に参加出来たのだ。

そんなスタッフさん達に、感謝の気持ちを忘れない一樹さんが好きだ。
 

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病院へ

仕事がひと段落すると、病院へ送っていってくれると言う。

そう、私は病院へ戻らなければならない。

ゴネても仕方ないので、大人しく送って貰うことにした。
 

病院へ向かう車の中で、徐々にテンションが下がっていく私。

そんな様子を見て、一樹さんは大笑いしていた。

笑い事じゃないよ。。。
 

病院へ着くと、すぐに体重測定。

また減ってる。

記録更新だ。

ホント、ヤバいんじゃないか?
 

そのまま病室に戻り、ベッドに潜り込んだ。

涙も出ないくらいショックだった。

もうダメだ。
 

一樹さんは、留守だった間の様子を聞きに、ナースステーションへ行った。

私の言うことは、信用出来ないらしい。

都合の悪い事は報告しないからね。
 

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そして引導を渡された

一樹さんは、なかなか戻って来なかった。

何をしているんだろうとイライラし始めた時、やっと戻って来た。

そして、その後ろから、看護師さんが点滴の薬を持って入って来た。
 

また点滴生活か。。。

点滴の針を刺すのも嫌なんだけど。

でも、そんなことも言ってられない状況だ。
 

看護師さんが出て行くと、一樹さんが言った。

『まおさん、ちょっとお話しようか?』

一樹さんの声のトーンで、だいたい何を言われるか予想が付いたよ。

だから何も言われないうちに、返事をした。

「一樹さんの言うとおりにするよ。」
 

そして、この後、一樹さんから引導を渡された。

悲しいけれど、受け入れざるを得なかった。

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