一樹さんが帰国
まおです。
一樹さんが帰宅したのは、昨夜遅く。
歯科医院の駐車場に、タクシーが入って来るのが見えたので、急いで迎えに出た。
私が駆け寄ると、一樹さんは嬉しそうに微笑んでくれた。
『ただいまっ!』
「お帰りぃ~!」
久し振りだったので、何だか照れ臭かった。
沢山お土産を買ってきてくれたようで、
大きな荷物を二人でリビングまで運んだ。
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人生で一番美味しい晩ご飯
一樹さんがお風呂に入っている間に、
ササッと出汁茶漬けを作って出した。
やはり食事が口に合わなかったらしく、
『人生で一番美味しい晩御飯だ』
そう言って、おかわりまでしてくれた^^
長距離の移動で疲れていたと思うけど
『まおさんが来てくれたから、ちょっと飲もうか?』
そう言いながら、ワインを開けた。
『体調はどう?』
『食事はちゃんと食べてた?』
『薬は忘れずに飲んだ?』
『仕事はちゃんと出来たの?』
質問攻めにされたよ(ー_ー)!!
「私の事より、一樹さんの話を聞かせてよ!」
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この人が好き
一樹さんは、目をキラキラ輝かせながら、10日間の出来事を話してくれた。
『とても勉強になった。
勉強熱心な仲間から刺激を受けた。
また行きたい。』
夢中になって話してくれる一樹さんが、眩しかった。
すごい人だなって思った。
尊敬できるし、誇りに思えた。
改めて、一樹さんのことが好きだって思った。
こんなこと、書くまでもないけれど、女性の姿は見当たらなかった。
その気配さえなかった。
一樹さんのことは、信じて大丈夫。
一樹さんだけは、信じられる。
そう思った。
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