一樹さんの本心は?
まおです。
一樹さんから『専業主婦になろうと思ったことはないの?』と聞かれ、もしかしたら一樹さんは、家庭に入ってくれる女性が理想なのかなと感じました。
婚活パーティーで初めてお会いした時は『結婚後も仕事を続けてくれて構わない』と言ってくれていたのですが、気を遣ってくれただけで本心ではなかったのでしょうか?
漠然とそう思っていた
一樹さん曰く『女性は結婚したら家庭に入るものだと思っていた』そうです。
お母様もしかり。
弟さんのお嫁さんもしかり。
ついでに言えば、元奥様もそうです。
しかし私は自営で仕事をしていたので、続けてもいいのではないかと思ったのだそうです。
一樹さん自身が、私の番組を気に入ってくれていたので、むしろ続けて欲しいと思ったそうです。
ただ、出会った当時は、私がブライダルの仕事をしていることは知らなかったと思います。
そして、ここに来て私が体調を崩してしまったので『家庭との両立は体力的に大変じゃないか』と思い始めたようです。
一樹さんの具体的な希望はこうです。
朝ご飯は、必ず一緒に食べたい。
朝、仕事場に行く時に見送って欲しい。
晩ご飯も、必ず一緒に食べたい。
休みの日は一緒に過ごしたい。
一樹さんの出勤は、朝8時。
平日は、7時半に朝食をとって、8時に見送ることは問題ありません。
でも現在、土曜日は朝8時にはスタジオ入りしなくてはなりません。
すると一樹さん『土曜日は早起きする』と。
とてつもなく優しいのね(ノД`)・゜・。
でもさ、仕事場に行く時に見送って欲しいってどういうこと?
2階が自宅で、1階が歯科医院でしょ?
すると『いってらっしゃいと言われたい』と。
出来れば『お帰りなさいも言われたい』と。
なるほど、可愛らしい所もあるのね(´艸`*)
そして、晩ご飯も一緒に食べられると思う。
問題は『休みの日は一緒に過ごしたい』だ。
歯科医院のお休みは木・日・祝日。
木曜日は一緒に過ごせるとして、日・祝日は間違いなく披露宴の司会の仕事が入る。
さあどうしたもんかと考えていると、
一樹さんが言った。
『ブライダルの仕事は辞めたらどうだろう?』
それマジか?
本気で言ってるのか?
ここまで来るのに、
どれだけ苦労したか知らないでしょ?
そんな簡単に言わないでよ。
そう言いたかったけど言えなかった。
実際に体調を崩して、心配を掛けてしまったから。
一樹さんの優しさ
ふと考えた。
「一緒にご飯を食べたい」とか
「休日は一緒に過ごしたい」とか
子供みたいな可愛らしい希望だ。
でも、これは一樹さんの優しさだと思った。
「家を守ってほしい」とか
「家事はしっかりやって欲しい」とか
「近所付き合いも任せた」とか
私がプレッシャーに感じるようなことは一切言わない。
『まおさんが忙しい時は、
手料理でなくて構わない。
ただ、お互いの顔を見ながら
食事が出来ればそれでいい。』
ここまで譲歩してくれる一樹さんに、何が何でもこれまで通り仕事を続けたいと主張することは出来ない。
結局、この時は結論が出なかった。
『ゆっくり考えればいいよ』と言ってくれた。
一樹さんにとって、私は理想の女性だろうかと考えた。
一樹さんは我慢をしているのではないだろうか?
どちらかだけが我慢するような結婚生活は、長続きしないと思う。
一樹さんが譲ってくれたのだから、私も譲らなければならない。
私に理想の結婚があるように、
一樹さんにも理想の結婚があるはずだ。