入籍の日取り
まおです。
揉めてます。
揉めに揉めてます。
一樹さんの叔父様から、入籍日にまで口を挟まれてます。
理由は、役員登記の時期。
とにかく1日でも早く、私の役員登記をしたいようです。
ただ、まだ、結婚してないしね。
登記してもらっても構わないけど、結婚して苗字変わったら変更登記が必要。
司法書士さんも面倒くさいでしょ?
それにこの時期は、ブライダルの仕事が忙しくて、役員の仕事なんて無理だよ。
早々に登記されて、役員報酬なんか発生した日には、仕事しなくちゃならないよ。
結婚してからにして欲しい。
一樹さんが、猛烈に反発してる。
『まおさんに、役員の仕事をさせるために結婚するんじゃない』と、叔父様とお義母様に、電話で猛抗議してた。
一難去ってまた一難だ。
専業主婦希望
そもそも一樹さんは、専業主婦を希望していた。
お義母様も、義理の妹さんも、前の奥様も専業主婦だ。
今回は「非常勤の役員」ということで、私もお引き受けした。
けれど実際に引き受けてみると、取引先に挨拶に行って欲しいと言われた。
その取引先が全国各地に点在している。
日帰りでは行けない。
この記事を覚えていらっしゃるでしょうか?
私が仕事をする条件として、一樹さんから泊りの仕事はNGと言われていました。
でも、いきなり泊りが前提の仕事です。
一樹さん、相当、面白くないらしい(-_-;)
女性は結婚したら、家に居て欲しい。
家に居て、家庭を守って欲しい。
その代り、男が外で働き家族を守る。
そんな古風な考えを持っている。
実際に一樹さんは、そんな家庭で育ってきた。
でも、仕事を続けたいという私の為に、譲歩してくれていたのだ。
仕事と仕事と家庭
結婚って本当に大変だ。
ブライダルの仕事と役員の仕事と家庭。
二兎を追う者は一兎をも得ずと言うけれど
今回は、二兎を追って三兎を得なければならない(こんなことわざは無いけれど、何となく雰囲気で感じてね(^_^))
良かれと思って役員の仕事を引き受けたけれど、これが原因で、逆に一樹さんとの関係が微妙になってしまったらどうしよう。
母(私の母)が「新婚時代は一生に一度しかないのだから、二人でゆっくり過ごせるように仕事を調節しなさい」と言う。
確かにその通りだ。
婚約期間も、新婚期間も、あっという間に過ぎてしまうだろう。
一樹さんは仕事を休むことは難しいけれど、私は、オフシーズンがあるから何とかなるかもしれない。
これまで病気や一樹家の件で、婚約期間を楽しんでいる余裕は無かった。
だから今日からは、幸せな時間を楽しみたい・・・そう思っていたのだけれどー。
早速、一樹さんのご実家に呼び出されてしまった。
役員の仕事の件で、話を詰めたいと言われた。
水曜日に、私一人で行かなくちゃならない。
既に、気が重いよ・・・。