何を話しているの?


まおです。

2階の窓から、一樹さんと叔父様の様子を、ハラハラしながら見ていました。
 

もちろん声は聞こえません。

でも、その様子から、何か言い合っているように感じました。

「言い争い」というほど激しいものではありません。

しかし叔父様が、一樹さんに一方的に話をし、一樹さんは、それに耳を貸さないといった感じに見えました。
 

どうしよう・・・

自分の心臓の鼓動が、耳元で聞こえる気がしました。

そのくらい、動揺というか緊張していました。
 

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どうすればいいのか?

どちらかが手を上げたらどうしよう。

ご近所の方に、話の内容を聞かれたらどうしよう。

一樹さんと叔父様の関係が、これ以上こじれてしまったらどうしよう。

どうしよう、どうしよう、どうしよう。
 

一樹さんからは『ここに居て。下りて来てはいけない』と言われている。

ノコノコ出て行ったら叱られるだろう。

それに出て行ったら、叔父様の思うつぼ?

どうしよう、どうしよう、どうしよう。
 

ただオロオロするばかりで、頭の中は真っ白でした。
 

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叔父様と目が合った

どうしていいか分からず、ただ、窓から二人の様子を見ていた私。

次の瞬間、叔父様の視線がこちらに向けられた。

目が合ってしまった。
 

私は反射的に部屋の奥に逃げました。

でも、恐らく叔父様は、私が2階にいると分かったでしょう。

どうしよう。

ここまで乗り込んでくるかもしれない。
 

半ばパニックになりながら、急いで階段を駆け下り、玄関の鍵を施錠しました。

そしてあまりの恐怖に、玄関の上がり框に座り込んで、動けなくなってしまいました。
 

何も出来ず、ただ、じっと息を潜めていました。

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