去年の今頃は・・・
まおです。
一樹さんの仕事が終わるのを、大地さんと一緒にバーベキューの準備をしながら待った。
準備と言っても、大地さんがお肉も野菜もカット済みの物を買ってきてくれたので、飲み物を冷やしたりするだけ。
グリルは大地さんがセッティングしてくれるのを、隣で応援しているだけだった(笑)
「早く一樹クンの仕事が終わると良いねぇ」
「そだねぇ~^^」
「それにしても去年の今頃は、まおちゃんが、俺と一樹の間に割り込んでくるとは想像もしなかったな」
「え~、割り込んだつもりはないよぅ」
「良い意味でだよ^^」
「それを言うなら、美彩さん(私の仕事仲間で、大地さんの彼女)も割り込んできたよね?」
「まぁ、そうだね^^」
「そうだ!美彩さんもバーベキューに誘おうよ!」
美彩さんに連絡は付いたけれど、残念ながら急だったのでNGでした。
残念がる大地さんを
「女性は支度に時間が掛かるんだよ」
そう言って慰めました(笑)
バーベキュースタート
いよいよバーベキューがスタート。
夜になっても蒸し暑かったので、冷えたビールが体に染みわたる♪
『まおさん、少しずつ飲みなよ!』
そう言われて、氷を浮かべて薄めながら、チビチビ頂きました^^
一樹さんも大地さんも、お喋りで鍋奉行。
私の頭越しに会話をし、私のお皿に、両サイドからどんどん肉や野菜を積んでいく。
「そんなに食べられな・・・」
そう言いかけると
『喋ってないで冷めないうちに食べて』
って、叱られた( ̄▽ ̄)
私もちょっとは喋りたいんだよ。
悪い意味じゃないけど、こんなによく喋る男性って、今まで私の周りに居なかったよ(^^;)
スイカ割り
バーベキューも終盤になって、姫スイカを食べようということになった。
つい「スイカ割りしたら面白そう」と口が滑ってしまった。
すると一樹さんが、防犯用に置いてあった金属バットを、ラップでグルグル巻きにしてくれた。
大地さんは、スイカが飛び散ると、後片付けが大変だからと、スーパーのレジ袋の中に姫スイカを入れてくれた。
段ボールを下に敷いて
『さぁ、まおさん出番だ!』
そう言われて目隠しされバットを渡された。
「加減して叩くんだよ!」
そう大地さんにアドバイスされたので、
バットの先端でコツン!
と可愛く叩いたつもりだったが・・・
姫スイカのど真ん中を叩いてしまった。
『まおさん、場外ホームランだ(ー_ー)!!』
目隠しを外したら、レジ袋の中で粉々になった姫スイカが見えた(+_+)
仕方なく、3人で交互にレジ袋の中に手を突っ込んで、粉々になったスイカを拾い上げながら食べた。
一樹さんに言われたよ。
『まおさん、次回から、スイカは普通に食べようね。』
すごく楽しい夏休み。
一時退院だけど、退院出来て本当に良かった。