想像と妄想の話
まおです。
仕事もオフシーズンとなり、スケジュール帳は真っ白。
療養の為、夏の仕事は全て他のスタッフさんにお願いしたので、真っ白は当然の結果なのですがー。
これまでスケジュール帳が、仕事の予定で真っ黒になるのが生きがいだった私にとって、真っ白なスケジュール帳は寂しくて仕方ありません。
自分だけが取り残されているような気がします。
仕事が競合する他のライバル会社に、先を越されてしまうのではないかという恐怖も感じます。
病室でひとりぼっち。
有り余る時間を過ごしながら、
気持ちだけが焦ります。
今は、のんびり過ごすのが仕事と言い聞かせているのですが、なかなか気持ちが切り替えられません。
そんな時は、テンションも上がらないし、マイナス思考になってしまいます。
今日は、私のマイナス思考を増幅させる、目の上のたん瘤的な女性の話です。
信頼の証
一樹さんと結納を交わしてから2ヶ月。
でも、それ以前から、周囲に結婚する予定であることは話していたので、婚約期間は半年を過ぎました。
一樹さんもオープンな性格なので、仕事関係者にも、サークルの仲間にも、婚約の事実を隠さず話してくれています。
もちろん、デートでよく行くスポーツジムでも、私達の婚約を知っている人は多いです。
普通(私の基準です)、目の前の異性に婚約者が居ると知ったら、それなりの対応になるはず。
だけど世の中には、そんなことお構いなしの、空気の読めない女性も居るようです。
もしかしたら悪意は無く、誰に対してもフレンドリーな女性なのかもしれません。
異性という感情ではなく、対人間として、男女へだたりなく接する女性なのかもしれません。
でも、現在、メンタルが弱くマイナス思考の私には、婚約者の私に対する嫌がらせにしか感じられなくて。
考え始めると、悶々としてしまいます。
一樹さんの事は信頼しているので、他の女性が近づいてきても心配はしません。
でも、あまり気分の良いものではありません。
今日は、そんな心の狭い、嫉妬深い私の、妄想的なお話です。
見覚えのないスポーツタオル
それは、転院前の外泊で、一樹さんの自宅に1泊した時の話。
お風呂に入った私は、脱衣所の乾燥機が目に止まりました。
中に洗濯物が入ったままになっています。
一樹さんは、洗濯物を乾かしたら、そのまま放置してしまうことがほとんど。
必要な時に、乾燥機の中から引っ張り出しているようです。
まぁ、男の一人暮らしですから、そんなものでしょう^^
いつもデートで泊まりに行った時に、私が取り出して畳んでいました。
この日も、いつもの様に、乾燥機から洗濯物を取り出しました。
すると・・・見覚えのないスポーツタオルが目に止まりました。
ん?誰のスポーツタオル?