婚約破棄の話し合い


まおです。

一樹さんのやつれた様子に驚きました。

お義母様も、いつもと様子が違います。

顔色が悪いように感じました。
 

客間に上がって頂いて、私と両親も加わり

5人で話し合いになりました。
 

挨拶を終えると、早速、本題に入り、

お義母様が頭を下げられました。

父と母に頭を下げ、その後で、

私にも頭を下げて下さいました。

本当に丁寧に。

申し訳けないくらい何度も。
 

一樹さんも、お義母様と一緒に、

何度も何度も頭を下げてくれました。
 

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悪いのは・・・

悪いのは、お義母様や一樹さんではなく叔父様。
 

いや、一番悪いのは、この私だ。

叔父様の戯言(たわごと)と思って

私の腹の中に収めておけば済んだ話。
 

でも、今振り返っても、あの時

そんな大人の対応は出来なかっただろう。

やはり私は、一樹家の嫁には

相応しくなかったのだ。

そう思って諦めるしかない。
 

延々と、お義母様と一樹さんが交互に頭を下げて下さる様子を見て、本当に辛かった。

見かねた私の母が

『どうぞ頭を上げて下さい』

そう伝えた。
 

すると、しばしの沈黙の後、お義母様が

「お許し頂けるのなら、今一度、結納の品を受け取って欲しい」とおっしゃった。
 

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許さない父

心底驚いた。

叔父様の侮蔑的発言が発端とは言え、

それが婚約破棄の正当な理由になるのか?

そう言われたら、非常に判断が難しい。
 

私が一方的に婚約解消を申し出たと

取られても仕方ないと思った。

婚約解消の慰謝料や、婚約指輪代を

請求されてもおかしくない立場だ。
 

そんなに一方的で唐突な婚約解消をした私に

再び、結納を受け取って欲しいと

おっしゃってくださったのだ。
 

心が揺れた。
 

しかし父が一刀両断した。

「ご本人(叔父様)が、頭を下げに来ないのは何故ですか?」

その場が凍り付いた。

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