父と母


まおです。

一樹さんが帰った後、

父と母は言い争っていました。

「言い争う」と言うとちょっと大げさですが。。。
 

父は、叔父様が私に放った言葉が許せなかったようで「そんな家に嫁がせるわけにはいかない」と憤慨していました。

母は「理由はともかく、あんなに簡単に結納の品を返すなんて」と父の行動に異議を唱えていました。
 

婚約を解消したいと言ったのは私。

父のせいでも母のせいでもない。
 

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結納から破談まで半月

結納の品を突き返された形になった一樹さん。

帰り道、車を走らせながら、

どんな気持ちだっただろう。

車の運転は大丈夫だろうか?

どうか事故など起こしませんように。

そう思った。
 

とにかく朝から体調の悪かった私は、

頭もボーっとしていて、悲しいとか

悔しいとか、申し訳ないとか・・・

そんなことも考えられなかった。
 

一樹さんが帰ってすぐに、

ベッドに倒れ込むようにして眠った。

様子を見に来た母に熱を測るように言われ

測ってみたら、39度近くあって驚いた。
 

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婚約指輪をしていた薬指

病院で頂いた薬が効いた様で

夜には、熱も37度台まで下がった。
 

私が眠っている間に、

一樹さんのお義母様から、私の父宛に

「今からお詫びに伺いたい」

電話があったようだった。
 

しかし私の具合が悪いのと、

父の怒りがピークに達していた為、

母がその旨を伝えお断わりしたらしい。
 

叔父様との話し合いを離席してから

少し時間が経ち、体もだいぶ楽になって

落ち付きを取り戻してきた私。

左手薬指が寂しいことに気付いた。
 

そこにあるはずの物がない。
 

自分の意思で外し、一樹さんにお返ししたのに、悲しくて寂しくて仕方ない。
 

早くも、婚約指輪を返してしまったことを後悔した。

婚約解消なんて、簡単に口にしてしまったことを後悔した。

一樹さんの事が、大好きなのに。

でも、もう遅い。

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