婚約指輪


まおです。

母が席を外し、一樹さんと二人きりになった。

ソファーに座ったまま、無言でうつむく私。
 

『心配したよ。どうしたの?』
 

電話にも出ず、LINEも未読無視。

挙句にスマホの電源を切った。
 

一方的に「もう会えません」と送信し

全てを終わりにしようとした最低な私。
 

怒鳴られたっておかしくない状況で

一樹さんは、一言も私を責めない。
 

『婚約指輪、外しちゃったんだね』

そう言われて、申し訳なくて涙があふれた。
 

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席を外した理由

『昨日、叔父さんと何があったの?』

そう聞かれても答えられなかった。

『まおさんは、理由もなく席を立ったりしない。何があったのか話して』

それでも話せなかった。
 

正直に話したら、

一樹さんは激怒するだろう。

間違いなく、叔父様に抗議しに行くだろう。

一樹さんと叔父様の関係は壊れてしまう。
 

どうせ婚約を解消するのなら、

このまま黙っていた方が良いと思った。

私との結婚が取りやめになったうえに、

叔父様との関係まで壊れてしまうのは、

一樹さんにとって良くないと思った。
 

そして、その時は、

叔父様から**と言われた事さえ

一樹さんに知られたくなかった。

そのくらい、辛い言葉だったから。
 

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婚約解消の理由

叔父様と何があったのか

一向に話さない私の様子をを見て、

一樹さんは、私が話したくない事を

悟ってくれた様だった。
 

『じゃあ、質問を変えるね。

どうして「もう会えない」なんて

LINEを送って来たの?

結婚をやめたいってことかな?』
 

「うん、婚約を解消したい」

『理由は?』

「良い奥さんになる自信がない」

『まおさんの言う、良い奥さんって?』

「・・・・・」

『特に定義はないんだね(笑)

じゃあ、僕が良い奥さんの定義を決める。

まおさんが良い奥さんだ』
 

どんだけ優しいんだ。
 

そんな一樹さんを前に、

悔しい気持ちを吐露しそうになった。

でも、叔父様は一樹さんにとって親族。

親族の悪口を聞かされるのは

気分が良くないだろう。
 

それに真実を正直に打ち明けたら、

大事になると思うと怖かった。
 

そして、それ以上に、

探偵事務所(興信所)の調べた

元彼の話をぶり返す可能性とか、

条件の良い男に乗り換えたんだろうとか

証明のしようもない話になるのが怖かった。
 

色々考えるとパニックになって。

もう終わりにしたいと思った。
 

ブログの文章も、まとまりがない。

自分の気持ちが整理できていない。

ごめんなさい。

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