結婚と出産
まおです。
ご実家から、一樹さんの自宅に戻り、話をしました。
一樹さんからは
『役員を引き受けてくれてありがとう』
そう言われました。
『僕の為に引き受けてくれたの?』
そうも言われましたが・・・
「私自身の為」
そう答えました。
後で、あの時、引き受けていれば良かったと、後悔したくなかったから。
もちろん一樹さんの為に何かしたいと思いましたが、最終的には、私自身の為だったと思います。
夫の実家に出入り出来ない嫁なんて、悲しすぎるので。
子供は望まないは本心?
「一樹さんこそ、私の為に、ああ言ってくれたの?」
すると一樹さん『僕自身の為』と。
「あ、私のセリフ真似したでしょ?」
そう言って笑い合った。
以前にも、子供のことについては話し合っていました。
この日も『まおさんが、子供を産めないかもしれないと気に病んでいて、それが結婚をためらう理由になっているとしたら、いっそ子供は要らない』そう言ってくれました。
『まおさんが居てくれたらそれでいい』
「どうしてそこまで言ってくれるの?」
『前にも言ったと思うけど、子供が欲しくて結婚するんじゃないから』
「でも、後から欲しくなったりしない?」
『しないよ。まおさんは?』
「ん~、しない。」
そう言いながら二人で微笑んだ。
でも、この後、一樹さんに本気で怒られた。
「もしかして、よそで(子供)作る気でしょ?」と言ったら
『冗談でも言うべきことじゃない』と。
反省。反省。反省。
でも、真剣に怒ってくれたのが、すごく嬉しかった(p_-)
私達の現実と価値観
これから結婚して家庭を築こうとする二人が
「子供を望まない」と確認し合う。
何だか矛盾している気もする。
でも、これが私達の現実。
もしかしたら、こういった事も「価値観」のひとつなのかもしれません。
私は、どうしても不妊治療を受けたくなくて。。。
一樹さんも同意してくれました。
不妊治療を受けたくない理由は、ひと言では言えません。
何だろうな。。。
「女は産むのが当然」って思われていることに、心が拒否反応を示しちゃったと言うのかな?
「子供産まないのに、何のために結婚するの?」みたいな雰囲気になるのに違和感を覚えたというか。
「女は結婚したら、必ず子供を産まなきゃならないの?なんで?」そんな感じになりました。
頑なになってしまった気持ちを、自分でもどうすることも出来ません。
続きは、また明日、書こうと思います。