お仲人さんと対面


まおです。

一樹さんのご実家では、お義母様がいつもの通り、玄関まで迎えに出てくれました。

応接室には、お茶会に出席されたA社の鈴木会長と、鈴木社長(息子さん御夫婦)がいらっしゃいました。
 

A社は、一樹さんのご実家の会社の、最重要客先とも言える企業と聞いていました。

一樹さんも初対面のようで、二人で失礼のないように丁寧にご挨拶をしました。
 

当初は、会長ご夫妻に仲人をお願いしたのですが、なにぶん高齢で、奥様の調子も良くないとの事。

代わりに、会長ご夫妻の息子さん、つまりA社の社長ご夫妻が引き受けて下さいました。
 

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再婚を強調しないで

「なるほど、2回目ね」的な、微妙な話題から入ったので、一樹さんは冷汗をかいているようでした。

でもさ、それはお仲人さんとしては、承知しておかなければならないことだからね^^

しどろもどろになる一樹さんを、隣で楽しく観察しながら、余裕の笑みを浮かべる私。
 

奥様から「ラジオの印象通りの方ね」と言われたのですが、褒め言葉かな?

マジで分かんなくて悩む(´・ω・`)
 

なるべく早く結納・結婚式を行いたい旨を伝えると、早速、候補日を上げて下さり、両家で調整することになりました。
 

この鈴木社長ご夫妻が、素晴らしい方でした。

気さくで、話題も豊富で、話し上手で聞き上手。

経営の話から世間話まで、1時間ほど話に夢中になってしまいました。
 

とても良い方に、仲人を引き受けて頂いて良かった。

心からそう思いまいました。
 

そして、お義母様が「冷たい飲み物をご用意しますね」と席を外した時、あの話題を振られたのです。
 

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役員ならどう?

「揉めたんだって?取締役(叔父様のこと)と」

あらまっ!ご存知でしたか(´゚д゚`)
 

一樹さんは『お恥ずかしい話です・・・』と言ったきり絶句。

そこで「私には、荷が重すぎました」と助け舟を出した。
 

すると、鈴木社長は、

「そうだよね。まおさんは、自分で仕事もされているんだ。叔父さんも無茶を言ったよ」

「いえ・・・まぁ(^^;)」

「でもね、非常勤役員なら負担にならないでしょ?」

「非常勤・・・ですか?条件次第でしょうか(笑)」

「ヨシ!決まり!条件は僕が交渉してあげよう!」

「えっ!?」
 

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冷たい飲み物を持って、戻って来られたお義母様に、鈴木社長がすぐさま報告。

「まおさん、非常勤役員ならOKだそうですよ」
 

この時、一樹さんは勿論、お義母様も冗談だと思っていたと思います。

私も、半分冗談のつもりでした。

でもその反面、鈴木社長に間に入って頂いて、何とか事態を好転させられないか?

そんな虫の良い事も考えていました。
 

一樹さんの為に、何か出来ることがあるかもしれないと期待したのです。

いくら実家の会社を継がないと言っても、長男の一樹さんが末席って。

私のことを大切にしてくれる一樹さんの為に、何か出来ないだろうかと考えたのです。
 

安請け合いと言われればそうなのですが、今、この時を逃したら、永遠にこの問題を解決できないと思ったのです。

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