結婚はお花畑?
まおです。
結婚はお花畑のイメージでしたが、違った(笑)
当人同士の気持ちだけじゃなくて、親戚をも巻き込んでの大騒動だった。
一樹さんは、こう言った。
『これから親戚付き合いをする中で、もしかしたら、まおさんに対して意地悪な態度を取る人が居るかもしれない。でも気にしないで。悪いのは僕だから。何かあったら、すぐに相談して』
「・・・うん」
何かあっても、一樹さんが守ってくれる・・・そう思った。
でも。。。
一樹さんは、それで良かったのかな?
何か他に方法が無いのかな?
いろんなことが頭の中を駆け巡ったけど、何も思い浮かばなかった。
どんなに考えても、一樹家の長男の嫁として、一樹家の事業を担うという選択肢は出てこなかった。
そもそも、私にはそんな能力はない。
ごめんね、一樹さん。
仕事のこと
『長くなってごめんね。以上、話はお終い!』
「お終い?」
あれあれ?私の仕事のことは、何も言われないのかな?
『何か聞きたいことがありますか?』
「う~ん、聞きたいことっていうかぁ~」
『いうかぁ~?』
「私は仕事を続けても良いのかな?」
『もちろん良いよ。但し・・・』
条件が付きました(-_-;)
・家事分担は出来ない
・家事と両立できる範囲で
・木曜日は仕事を入れない
・泊まりの仕事はしない
まぁ、要は、主婦業の合間にやってねって感じでしょうか?
まぁまぁ、そうなりますよね(-_-)
ひとつひとつ話し合っていきました。
まず、忙しい一樹さんに、家事をお願いしようなんてことは、考えていないこと。
でも世間のご主人は、共稼ぎなら朝のゴミ出しくらいは手伝ってくれるんじゃないの?
そう思わないでもなかったけど「白衣でゴミ出し?」って想像したら、ちょっとムリそうなので諦めた(笑)
それに、私の希望で自ら働くので、ワガママを聞いてもらっている立場だしね。
仕事で出掛けた日は、晩御飯がお弁当でもレンジでチン♪でもOKだって^^
迎えに行きながら、外食でも良いって言ってくれたので助かる!
但し、晩御飯は一緒に食べようって。
一人で食べる食事は、美味しくないんだって。
木曜日は、1日ゆっくり二人一緒に過ごす。
結婚したとたんに、相手に興味がなくなるって寂しいので、これは嬉しい^^
最後に、泊りはNGって。。。
一樹さんは、泊りで学会に行くのに?
そう抗議したら『まおさんの実家に泊まるならOK』になりました(笑)
ブライダルの繁忙期は土日連続で披露宴が入るから、どうしてもスケジュールの都合がつかない場合は、実家から出勤しようと思っています。
ハイシーズンは一樹さんにも迷惑を掛けちゃうけれど、それ以外は、頑張って主婦業をこなすことで合意。
『くれぐれも家事も仕事もオーバーフローしないようにお願いしますね』と言われました^^
これで話は終わりになるはずでした。
しかし、私にとって、一番の本題になるあの話題には、一樹さんは一切触れてきません。
一樹さんが、なかなか切り出さないので、私が尋ねました。
「一樹さんは、私に何か聞きたいことはない?」
『何か?う~ん、例えば?』
「例えば、この間の探偵事務所の調査報告書の内容とかー」
誤解があるのなら、ちゃんと解いておかないといけない。
そう思いました。