余計な仕事
まおです。
一樹さんは、私のことを心配して言ってくれているのだと思いました。
ラジオの仕事は朝5時に家を出て、2本の生放送&別番組の1週間分の収録を終える16時過ぎまで休憩は取れません。
披露宴も3組担当すると朝7時に式場入りし、昼食(夜食?)が取れるのは22時過ぎです。
一樹さんは簡単に『少し仕事を断れば』と言いますが、実力が伴わず仕事を貰えない時期もあったので、今は、基本的に依頼された全ての仕事をお引き受けしています。
ラジオも披露宴もナレーションも、全ての仕事が「指名」です。
ですから、平野先生の紹介で佐々木先生に指名された時も、同じ考えでお引き受けしました。
必要とされているなら、期待に応えたいなと思いました。
でも、一樹さんは『余計な仕事』だと。
言い返せない
昨日のブログに一樹さんとのやり取りを少し書きましたが、実際には、もっと多くのことを言われました。
まるで、子供が親に叱られるように。。。
私と一樹さんは、8歳の歳の差があります。
ですから、これまで喧嘩や意見の対立のようなことはありませんでした。
一樹さんが譲ってくれたり、私が年上の一樹さんの意見に従ったりして、上手くバランスが取れていました。
しかし昨日は、一樹さんが一方的に自分の考えを言って来ました。
私は反論したかったのですが、言い返したら収拾がつかなくなると思い、じっと我慢して聞いていました。
『余計な仕事』などないんだけどな。
お世話になっている平野先生や佐々木先生のお手伝いが出来ると思って、喜んで引き受けたのに。
何で分かってくれないのかな?
事後報告になったのも気に入らなかったのかもしれません。
可愛げのない女
一樹さんが喋り終えたのを待って、私はこう伝えました。
「心配してくれてありがとう。でも、自分のスケジュールは自分で決めるから。」
噓でも「佐々木先生のお手伝いは断るよ。」と言えば可愛かったのに・・・。
一樹さんは『分かったよ。そうすればいい。』と言って、私に背中を向けてお昼寝してしまいました。
あ~ぁ、怒らせちゃったよ。
来週は、お誕生日のお泊りなのに。
キャンセルされるかもしれないな。
そう思って、テーブルに頭を突っ伏して後悔しているうちに、私も眠ってしまいました(-_-メ)
どのくらい時間がたったか分かりませんが、物音に気付いて目を開けると、一樹さんが、コーヒーとクッキーを用意してくれていました。
地元で人気の洋菓子屋さんの手作りクッキーでした。
私が甘いものが好きなので、買っておいてくれたのでしょう。
優しい人です。
一樹さん『どうぞ召し上がれ。』
ま お「ありがとうございます。」
一樹さん『いかがですか?』
ま お「バターの風味が良いですね。」
一樹さん『お口に会いましたか?』
ま お「はい、美味しいです。」
他人行儀な会話をしながら、謝るタイミングを探していたのですが言葉に出来ず。
一方で、また話をぶり返して喧嘩になるのも嫌だなと思っているうちに、時間が過ぎてしまいました。
仲直り出来たような、出来ないような。
素直に「ゴメンネ」って言えばよかったな。