スマホが鳴った


まおです。

昨日のことです。

一樹さんからの連絡を待って、丸1日過ごしました。

「おはよう」のLINEも

「お弁当のおかず速報」も

「仕事終わったよ」の連絡もない。

夜23時近くになっても一切の連絡がなく、もう諦めていました。
 

メールを送るしかない。

どのタイミングで送ろうか?

そんなことを考えていたら・・・

スマホが鳴った!
 

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大地さんからの電話

緊張しながらスマホを手に取った。

電話の相手は、一樹さんのお友達の大地さんだった。
 

一瞬戸惑ったけれど、藁にもすがる思いで電話に出た。
 

「まおちゃん、遅い時間にごめんねぇ。元気?・・・じゃないよね^^」

「美彩さんから聞いたの?」

美彩さんは私のお友達で、大地さんの彼女だ。

 一目ぼれから始まった運命の出会い!

2~3日前、私は美彩さんに弱音を吐いていた。

恐らく、美彩さんから大地さんに話が行ったのだろう。

心配して電話をくれたのだと思った。
 

「俺で良かったら、話を聞くよ」

「ありがとー。実は、一樹さんと連絡が取れなくなっちゃったの」

「しょうがない奴だなぁ~」

「きっと何か理由があると思うの」

「そうか。そうだな^^」

一樹さんのお友達に、どこまで話していいか一瞬迷った。

けれど、大地さんを信用していたし、すがりたい思いだった。

大地さんに、間に入って貰おうと思った。
 

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「一樹さんに伝えて欲しいの」

「いいよ」

「何でも話してって。調査報告書のことだったら何でも聞いてって。一樹さんに言えないことは何もないよって」

「なるほどね。聞いていた通りだ」

誰に何を聞いたかよく分からなかったけど、大地さんも忙しいだろうから、細かいことは確認しなかった。

それに、大地さんは私の病気のことも知っていたので、話は早かった。
 

するとこう聞かれた。

「まおちゃんは、一樹のこと、どう思ってるの?」

「どうって、大好きだよ」

「結婚したいと思ってる?」

「もちろんだよ。一樹さんしか居ないもん(;_;)」

「まおちゃんの気持ちさ、俺からじゃなくて、直接、一樹に伝えた方が良いよね?」

「そうだね。だけど、連絡が取れなくなっちゃったんだ(T_T)」

「一樹もまおちゃんも、どっちもどっちだ。世話が焼けるよ」

「うん。ごめんね」

「じゃぁ、今から一樹と代わるから、二人でちゃんと話して」

「!!!」

スピーカーフォンだった。
 

スマホの向こう側から大地さんの「早く話せ」という声が聞こえる。

耳を澄ませて、向こう側の様子をうかがうけれど、一樹さんの声は聞こえてこない。

ガサガサと雑音が聞こえる。

大地さんが、スマホを一樹さんに近づけたんだと思った。

私が「もしもし」と言うと

『ごめんね。。。まおさん、ゴメン』

そんなひと言が聞こえて来た。
 

しばらく沈黙の後、再び大地さんに代わった。

「まおちゃん、ゴメン。泣き虫一樹くん、逃走したわ(笑)」

「へっ?泣き虫??逃走???」

「心配しないで大丈夫だよ。後は俺に任せて」

そう言って電話は切れた。
 

追伸:話が途中になってしまいましたが、これから一樹さんの所に突撃してきます。また、明日、ご報告いたします<(_ _)>

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