婚約指輪が悲しい


まおです。

結局、昨日も一樹さんからは、何の連絡もありませんでした。

『少し時間を貰えるかな』と言った一樹さん。

いつまで待てば良いのかな?
 

一樹さんから頂いた婚約指輪。

そっと左手の薬指にはめてみた。

ダイヤモンドがキラキラ輝いてる。

この婚約指輪を貰った時は、

あんなに幸せだったのにな。
 

今日は仏滅で、ブライダルの仕事がないのを一樹さんも知っているけれど、デートのお誘いは無かった。

どうしてこうなっちゃったのかな?
 

あの日のことを、振り返ってみた。

この↓後の出来事です。

 一樹さんとは結婚できないかもしれない。
 

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泣いている時間はない

探偵事務所の調査報告書の記述で、

元彼の事を、一樹さんに知られた。

そう思うと、とても辛かった。
 

一樹さんはどう感じただろう?
 

お互いに婚活サイトに登録していたのだ。

過去に、交際していた相手がいても当然。

 
しかし、漠然とそう思っているのと、

事実を突き付けられるのでは違う。
 

女性と男性では感じ方も違うだろう。

一樹さんは不快に思っただろうか?

そんな心配ばかりが頭の中を駆け巡った。
 

しかし、一樹さんは仕事中で話は出来ない。

それに、今夜は一樹さんのお友達の大地さんが泊まりに来る。

晩ご飯の支度や、諸々準備をしなければ。
 

とにかく急いで買い物に出掛けた。

目の前のことに集中しようとした。
 

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ボロボロだった

仕事終わりの一樹さんと、話をする間もなく、大地さんが到着した。

私も一樹さんも、いつもと変わらぬ様子で、大地さんを迎えられたと思う。
 

「まおちゃんの好きなサーティーワンのアイスお土産に買ってきたよ^^」

いつも気を遣ってくれる大地さん。

私が晩ご飯の準備で忙しいと分かると、慣れた様子で冷凍庫を開け、アイスをしまってくれる。

すると怪訝な声が・・・

「まおちゃんて、人参を冷凍庫で保管する人?」

「えっ?」

なんと、人参が冷凍庫に入っていた!
 

探偵事務所の調査報告書の件で、気もそぞろだったからだろう。

その場は、3人で大笑いして終わった。
 

しかしそのすぐ後、茶碗にご飯をよそおうと炊飯器を開けたら・・・

ご飯が炊けていない。

正確には、空焚きしてしまった。

内釜がセットされていないとスイッチは入らない。

しかし、内釜がセットされていれば、中にお米や水が入ってなくてもスイッチは入るらしい。
 

そう言えば、お米を研いだ記憶がない。

炊飯のスイッチだけを押したようだ。
 

一樹さんが防災用に買ってあった、レンジでチンする真空パックの「サトウのご飯」を持ってきてくれた。

『まおさん、らしいよ(^^;)』と笑いながら。
 

しかしその後、注意された。

『でもね、冷蔵庫に財布をしまわないでね(ー_ー)!!』

「へっ???」

冷蔵庫の中を覗くと、扉側に入っている牛乳パックの横に、私の長財布があった。

どうして財布を冷蔵庫にしまったのか、自分でも分からないし、記憶にもない。
 

もう、精神的にギリギリだった。
 

大地さんは「どうかした?」と心配してくれたが、笑って誤魔化すしかなかった。
 

ハプニングはあったけれど、3人でお酒を飲みながら楽しく過ごした。

話題の中心は、大地さんの恋バナ。

 一目惚れから始まった運命の出会い!

明日は2回目のデートらしい^^

遠距離恋愛なので、前日に一樹邸がホテル代りに使われたのだ(笑)
 

いつもと変わらない一樹さんの様子に、私は、一樹さんは調査報告書のことなど気にしていないと思い込んだ。

でも、全然そうじゃなかった。

あの時、大地さんとの会話の中で、一樹さんは、私への不信感を訴えていたのだと思う。

あの時、ちゃんと説明出来ていたら。

あの時、あの時・・・

後悔ばかりだ。

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