ウェディングドレス


まおです。

ブライダルコーディネーターさんは、衣装室へも案内してくれました。

やはり目に止まるのは、純白のウェディングドレス。

ついつい夢中で眺めていると「折角ですから、ご試着なさいませんか?」と。

「いやいや結構です」なんて言いつつ、ちゃっかり試着させてもらいました(●^o^●)
 

大人の女性をイメージした、Aラインの上品なウェディングドレスがあったので、試着したのですが・・・

一樹さんたら

『まおさんは、もっと可愛らしい感じのドレスが似合うと思う』

そう言って、フリフリのウェディングドレスを選んで持ってきた(´゚д゚`)

確かに、オーガンジーのキュートなドレスだけど、身長の低い私が横広がりのドレスを着て、長身の一樹さんの隣に並んだら、バランス悪すぎるって!
 

スポンサーリンク



ついでにカラードレスも1着試着させて貰ったのですが、またしても一樹さんが可愛らしすぎるドレスを選んてきた。

20代前半の花嫁さんなら良いけれど、私、31歳ですよ。

もうちょっと、大人の雰囲気のドレスが良いんですが。
 

しかし、一生懸命選んでくれた一樹さんの気持ちを無視するワケにもいかず試着すると・・・

東京ディズニーランドのシンデレラかっ!!ってくらい、ふんわりと広がったスカート部分に体が埋もれて、身動きが取れなくなってしまった。

コーディネーターさんが、ヒール高が15センチはあろうかというパンプスを持ってきて履かせてくれて、やっと上半身がスカート部分から抜け出た。
 

世間一般の新婦様は、こんな高いヒールの靴を履いて歩いていたのか?

目を白黒させながら、自分の姿を鏡でチェックしていると、背後から一樹さんが

『まおさん、そのドレスにしなよ^^』

って、オイオイ、勝手に決めてくれるな(--〆)
 

一樹さん、普段から女性の服装は、可愛らしい感じが好きなんだよね。

それは知っていたけれど、このカラードレスは小柄な私が着ると、花嫁というより七五三だ(T_T)
 

スポンサーリンク


お義母様からの電話

結局、この日は決断出来ず、結婚式の予約はしなかった。

別の式場も見てみたいしね。
 

車に戻って「さぁ、この後どうしようか?」そう相談している所で、一樹さんのスマホが鳴った。
 

お義母様からだ!

「結婚式はいつ?」という電話らしい。

結婚式をすると決めてから1週間。

『まだ何も決まってないよ』

そう説明していた。
 

そのうちに、一樹さんが『まおさん、電話に出て』と言う。
 

緊張しながら代わると

『早く式の日取りを決めてね』と。

「今、〇〇ホテルを見学した所です」

と、式場探しをしている事を報告した。
 

すると、お義母様がこうおっしゃった。

『まおさんのお勤めの式場でいいじゃない!』
 

えっ!?何で知ってるの?

私がブライダルの仕事してるの知ってんじゃん!
 

一瞬、パニックになったよ!

認めて良いのか?

すっ呆けた方が良いのか?

結局、曖昧な返事で電話を切った。
 

そして次の瞬間、こう思った。

もしかして私の身元調査をしたの?

興信所とか、探偵事務所とかで調べたのか?

ちょっぴり、怖くなった。

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ
にほんブログ村

スポンサーリンク