お風呂一緒に入る?
まおです。
月末の仕事を終えて、一樹さんが帰ってきたのは23時を過ぎていました。
『遅くなってごめんね』
「お疲れ様!お風呂沸いてるよ」
『まおさんも、一緒に入ろうよ』
「入らないよ^^」
『何で?<`~´>』
「恥ずかしいもん」
『温泉は一緒に入ったのに』
「バスタオル巻いても良いの?」
『バスタオル必要かな?』
「必要!」
『灯りを消したらどう?』
「ほ~ぅ」
でも、実際、灯りを消したら真っ黒けで、さすがに危険(・_・;)
折衷案(?)で、入浴剤+ジェットバスで泡だらけにして、バスタオルを巻いて一緒に入りました(´艸`*)
ストレートに聞いたよ
一樹さんに背中を向けてバスタブにつかる。
何だか気恥ずかしくて、お互いに無言。
一樹さんは、バスタブの泡を集めて、私の頭に高く積み上げて遊んでいる。
子供じゃあるまい(-_-;)
いつもあんなにお喋りなのに、何でこういう時に話題を提供しないのさっ!
沈黙に耐えかねて、思わず口から出た言葉は・・・
「一樹さん、エルメスの香水買ったの?」
だった(--〆)
すると、すんなり
『あぁ、あれ、貰ったんだよ』
と、自白するではないか(´゚д゚`)
「ナイト会員の女性から貰ったの?」
『はっ?何の話?』
「バレンタインに貰ったんでしょ?」
『テニスの新年会のビンゴゲームの景品だよ』
「じゃぁ、何でクローゼットに隠してあったの?」
『隠す?なんのこと?』
ごめんなさい。
私の大きな勘違い!
お互い子供だ
一樹さんの説明はこうだ。
テニスの新年会で、不要な物を持ち寄って、ビンゴゲームの景品にした。
ビンゴになったけど香水は使わない。
要らないと断るわけにもかず、コートのポケットに入れて持って帰って来た。
ずっと忘れていたけれど、先日の日曜日に、同じコートを着ようと思って見つけた。
どんな香りか試したけど、好みではなかったので、クローゼットの引き出しにしまった。
『女性から貰ったとか、隠したとか、まおさん、想像力が豊かだね』と呆れられた。
納得した。
シャンプードレッサーの下に、布団乾燥機をしまってしまう人だ。
食品庫の醤油の買い置きの隣に、トイレ用洗剤を収納してしまう人だ。
靴下とハンカチを、同じ引き出しに放り込んじゃう人だ。
エルメスの香水を隠したんじゃなくて、ベルトと一緒にしまったんだと思った。
『ヤキモチ焼いてくれるのは嬉しいけど、大概にしといてね』だって(p_-)
自分の豊かすぎる想像力が恥ずかしくて、頭まで静かにバスタブに沈んだ。
すると、体を洗っていた一樹さんが、大慌てで私を引き上げた!
『ちょっ!まおさん!!
何やってんの(ー_ー)!!
吸水口に髪が吸い込まれたら
危ないでしょ!!!
子供じゃないんだから<`~´>』
ヤキモチとか、怒られたりとか、引き上げられたタイミングでバスタオルがずり落ちちゃったりとか、イロイロ恥ずかしくって泣きたかった(T_T)