離婚


まおです。

パンドラの箱は、思いがけない形で開いた。

そこには、私の想像を超えた事実が。
 

離婚した友達が言っていた。

データは消してしまえばいい。

でも、アルバムは処分に困る。
 

眩しいほどに輝いていた未来は

モノクロに変わってしまったのだ。
 

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何も言えずに

『離婚って、こういうことだよ』

私は何も言えなかった。

気の利いた言葉も出なければ、

冗談も出てこない。

ただうなだれて、一樹さんの足元にあるアルバムを眺めた。
 

一樹さんも多くを語らない。

要点だけを、ポツリポツリと話してくれた。

残念ながら、ここには書けない内容でごめんなさい。
 

少しだけ事情が分かったこともあった。

でも、どうしてカッターで切った?

一樹さんに分からないことが、

私にわかるはずもない。
 

アルバムを見て、一樹さんは傷ついた?

そんなことは、聞いてはいけない。
 

もう、7年も前のことだ。

今更、掘り返してどうする・・・
 

『それでもまおさんは見たい?』

「止めとく」
 

私は、すっかり意気消沈してしまった。
 

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思いがけない提案

一樹さんは、アルバムを私の手の届かない場所にしまった。

『僕が責任をもって処分しておく』

そう言った。
 

結局、この後も洋室の片付けを続けた。

二人とも、せっせと体を動かした。

途中、小さな小競り合いを、何度も繰り返しながら。

「これ、何が入っているの?」

『アルバムかもね^^』的な。
 

何とか片付いたところでコーヒーブレイク。

初めて購入したコーヒー豆で、加減が分からず超アメリカンになってしまった。

「お湯みたいになっちゃってゴメンネ」

『喉か乾いてたから、ゴクゴク飲めて良いよ』

ドラッグストアの帰り道に、ケーキ屋さんで買ったショートケーキ。

沢山の果物が、色とりどりにトッピングされていて美味しそう(●^o^●)
 

いざ食べようとフォークを持つと・・・

『写真撮る?』と一樹さん。

「インスタやってないのに^^」

『違うよ。まおさんの花嫁姿』

「はぁん?」

『まおさんの、花嫁姿を見たくなった!』

「ほぅ」

『ハッキリしない子だね・・・』
 

時々、一樹さんが分からなくなる。

細かなことは気にしない男らしい性格かと思えば、繊細で思慮深い一面もある。

今の発言は、大胆すぎる発言だ。

このタイミングで私が「撮る♥」って、言うと思ってるのかな?

それとも、私の心の奥深くを読み取って、気を遣って言ってくれてるのか?
 

『撮るの?撮らないの?どっち?』

「どっちでも」
 

他に、答えようがない。

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