作戦会議
まおです。
こちらの話の続きです。
母が「いつでもいらして」って言ってたよと伝えると、急にテンパってしまった一樹さん。
『まおさん、今から作戦会議だ!』と言い出した(^_^メ)
そんなに堅苦しく考えなくても、まずは、遊びに来てくれる感じで良いのにね。
大きな声では言えないけれど、バツイチの一樹さん。
「慣れたもんでしょ?」なんて意地悪なことは言いっこなしです。
前回は見合い結婚で、3回目のデートの後に、結納&結婚式の日取りが決まったという政略的結婚。
相手の両親へ、結婚の承諾を貰いに行くなんて、初めてのことらしいのです。
順番を考える
『初対面で、いきなり結婚の許可を貰うなんて失礼だから・・・』ということで、その前に、最低でも2回くらい、私の両親に会いたいと言ってくれた。
確かに、2回くらい父と母に会ってもらってからの方が、両親にも一樹さんの人柄を分かって貰えると思った。
そしてその後、頃合を見計らって、結婚の許可を貰うという話でまとまった。
『まおさんのお母さんが気を遣って「いつでもいらして」って言って下さったけど、やっぱりお邪魔する日はあらかじめ伝えたい』というので、忙しい月末は避けて、初回は2月の7日か11日にしようと話し合った。
一樹さんは、カレンダーに印をつけながら必死だ。
何だか、可愛らしくて吹き出しそうになっちゃったけど、必死に我慢した。
いつも頼りになる一樹さんだけど、今夜はその背中が子供のように小さく見える。
今からそんなに緊張しちゃって、大丈夫なのだろうか?(´艸`*)
結局、持参してくれるお土産まで決めた。
父も母も甘党なので、1回目の訪問時は、某ケーキ店のマドレーヌ。
2回目の訪問時は、一樹さんの地元の名産のフルーツ。
結婚の承諾を貰いに来てくれる時は、父の大好物の、虎屋の羊羹を用意してくれるという。
こうして文章にすると、何だか小学生の学級会の話し合いみたいで笑っちゃうけど、その時は、一樹さんも私も真剣だった(^^;)
結婚までの、おおよその計画
私の手術がどうなるか、全く不明なので、あくまでも一樹さんの希望です。
2月に私の実家に顔を出し
その後、私が一樹さんのご実家にお邪魔し
3月中に(両家で)結婚の承諾を貰い
5月に結納
夏に入籍&新婚旅行
だそうです。
結婚式は・・・すっ飛ばされています。
まぁ、これは私が納得済みなのでヨシです^^
心配なのは、新婚旅行の予約が間に合うかどうかです。
一樹さんの休診日に合わせて長期休暇を取るので、丁度、お盆休みと重なります。
恐らく、今からの予約は難しいので、入籍だけ済ませ、新婚旅行は年末年始に長期休暇を取って行くことになりそうです。
こんな感じで、深夜遅くまでカレンダーとにらめっとしながら、結婚までの計画を立てた私と一樹さん。
綿密に立てたはずの計画が、この後、いとも簡単に崩れるなんて・・・。
そう。
その日は、突然にやって来たのです!