出会いに感謝して
まおです。
あやかさんの話がひと段落して、しばらくソファーで各々考え事をしていた私と一樹さん。
その静寂を破るかのように『美味しいミルクティーを入れてあげる』と立ち上がった一樹さん。
私が入れるよと声を掛けたのですが『入れてあげたい気分なんだ。まおさんは座ってて』と言って、お湯を沸かし始めた。
「あれあれ?何か後ろめたい事でもあるのかなぁ?(●^o^●)」なんてからかうと『ヤキモチなら嬉しいなぁ』だって^^
キッチンに立つ一樹さんの後ろ姿を見ながら、一樹さんなら、10年後も20年後も私にミルクティーを入れてくれるのかもしれないと思った。
こうして優しくされるのが「当たり前」に感じてしまっていたけれど、ほんの少しタイミングがずれていたら、一樹さんとも、この美味しいミルクティーとも出会えなかったのだ。
本当に不思議な出会い。
感謝してもしきれない。
赤い車の女性
少し前、テニスサークルの新年会の帰り、赤い車の女性に送られて帰宅した一樹さん。
この女性、一樹さんが通っている美容室のオーナーの奥様だった。
新年会の翌日、ヘッドスパの予約を入れようとしたのですが、あいにく日曜日で予約が一杯。
先日の木曜日に、二人で仲良くヘッドスパをしてもらいに行ってきました。
オーナーご夫妻だけで経営されている(カットはご主人のみ)ので、予約を入れると貸切に。
ヘッドスパをしてもらいながら、問題の新年会の夜の話になり、オーナーに「妻が余計なことして申し訳なかったですねぇ」なんて言われてしまった。
どうやら新年会は御夫婦(共に40代くらい)で参加されていて、奥様が先に帰るので、同じ方向の一樹さんを乗せてきてくれたらしいのです。
たこ焼きのお土産も、奥様が「お土産を買って帰ったら喜ばれるわよ」とアドバイスしてくれたのだそうです。
何だか、とっても恥ずかしい思いをしましたが、結局「ちゃんと説明しない一樹先生が悪い」という結論で丸く収まりました。
結婚を迷わない
プロポーズされたものの、勘違いやヤキモチ、病気のことなど、色々なことがあって、心のどこかで結婚を迷う様な気持ちもあった。
だけど、この夜「結婚するなら、やはり一樹さんしかいない」と思えた。
これからも勘違いやヤキモチで揉めることもあるだろう。
病気が良くなるまでは、迷惑かけることもあるだろう。
逆に、一樹さんに何かあった時は、私が支えてあげたいと思う。
一樹さんとなら、どんな苦難も乗り越えられるような気がする。
そして、一樹さんの自宅で過ごしていた昨夜。
この日も、一樹さんの入れてくれたミルクティーを飲んでいた。
私が意を決して「母がね “いつでもいらして” って言ってたけど、いつにする?」と伝えると、『うわっ、急に緊張して来たっ!』と言って、クッションを抱いてソファーにひっくり返ってしまった一樹さん。
大丈夫なのかな?(^_^メ)