まさかの元カノ?


まおです。

一樹さんのスマホに掛かって来た、見覚えのない番号。

リビングのソファーに座り、一樹さんの隣にピッタリ張り付いて側耳を立てていた私は、相手が女性だということに、すぐに気が付いた。

相手の女性は「分かりますか?」と言っているようだった。

一樹さんは怪訝な顔をして『・・・えっ?』と言ったまま、しばらく無言。

すると、電話の向こうの女性は「あやか」と名乗った。

一樹さんは、珍しく不機嫌な声で『ええ、分かりますよ。どうかしましたか?』と話を始めました。
 

何となくですが、女の勘が働きました。

隣で聞いていてはいけない電話だと思いました。
 

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引き止められて

私が横に居ては話しにくいだろうと思い、席を立った瞬間、一樹さんが無言で私の腕を引っ張り、ソファーに引き戻しました。

ビックリして一樹さんの顔を見ると、一樹さんは私の目を見ながら、相手の女性と話を続けました。
 

はぁっ?

何なんだ?
 

私は、何とか一樹さんから離れようとしたのですが、一樹さんは、私の腕を掴んだまま離さない。

隣で聞いていろということか?

正直、あまり聞きたくないと思ったので、首を振りながら寝室を指さし「向こうに行ってるから」とジェスチャーで伝えたのですが、一樹さんは、再度、私の腕を引っ張って、強引にソファーに引き戻しました。
 

私は仕方なく、一樹さんの隣で息を殺しながら、会話の一部始終を聞きました。
 

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男らしい対応

相手の女性の声は、所々しか聞こえません。

しかし、一樹さんとのやり取りを聞いていて、何となくですが事情が分かりました。

「あやかです。分かりますか?」

『ええ、分かりますよ。どうかしましたか?』

「お元気ですか?」

『はい。。。』

「あの・・・」

『何でしょう?』

「すみません、ご連絡してしまって」

『はい。。。』

「あの、もう一度お会い出来ないかと思いまして」

『すみません。それは出来ません』

「お付き合いされている方がいらっしゃるとかですか?」

『はい。結婚を前提にお付き合いしている女性がいます。ですから、あやかさんのお気持ちに応えることが出来ません。すみません』

「そうですよね。私の方こそすみません」

『どうか僕の番号は、あやかさんの為に、この後すぐに削除して下さいませんか?』

「はい、そうします。本当にすみませんでした」

『いえ。』

そんな会話だったと思います。
 

電話を切った一樹さんが『これで良いよね?』と私に聞くので、私は大きく「うん」と頷きました。
 

長くなりそうなので、続きは、また明日書きますね<(_ _)>

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